特許
J-GLOBAL ID:200903074551777919

被覆超硬合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256897
公開番号(公開出願番号):特開平7-113180
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 優れた耐摩耗性と耐欠損性をバランス良く発揮し、切削工具等として用いた場合に長寿命を発揮する被覆超硬合金を提供する。【構成】 1種以上の鉄族金属を結合相とし、かつ周期律表4a、5a、6a族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸窒化物の中から選ばれた1種以上の物質を硬質相とする超硬合金母材1の表面に硬質被覆層2を設け、2つの面5、6の交差稜を切り刃7として用いる被覆超硬合金の母材1の硬質相中に、Zr、Hfもしくはその両者の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸窒化物から選ばれる1種以上の物質とWCを含ませて母材1の最表面に、WCと鉄族金属から成る脱β層4を刃先部近傍も含めて広範に析出させ、厚さtを5〜50μmに制御したこの脱β層で刃先部を保護して耐摩耗性の低下を抑えながら刃先部の耐欠損性を向上させる。
請求項(抜粋):
1種以上の鉄族金属を結合相とし、かつ周期律表4a、5a、6a族金属の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸窒化物の中から選ばれた1種以上の物質を硬質相とする超硬合金母材の表面に硬質被覆層を設け、2つの面の交差稜を切り刃として用いる被覆超硬合金であって、前記母材の硬質相中に、Zr、Hfもしくはその両者の炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸窒化物から選ばれる1種以上の物質とWCを含み、さらに、母材の最表面にWCと鉄族金属のみから成る脱β層が切り刃稜を作り出す面の平坦部に対してほぼ平行に析出し、その脱β層の厚みが前記平坦部に沿った部分で5〜50μmになっていることを特徴とする被覆超硬合金。
IPC (2件):
C23C 26/00 ,  B23B 27/14

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