特許
J-GLOBAL ID:200903074561923093

車両用サスペンション装置のための制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-202366
公開番号(公開出願番号):特開平8-058334
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 車両用サスペンション装置において、ばね上部材の振動を迅速に収束させて車両の乗り心地を良好にする。【構成】 減衰力センサ21が車体の振動に対するショックアブソーバ14の減衰力Fを検出し、ストロークセンサ22が車体の振動による上下方向の変位量Lを検出する。マイクロコンピュータ23がプログラム処理により前記変位量Lを微分してショックアブソーバ14のピストン14aの速度Vを計算するとともに、これらの減衰力F及び速度Vに基づいてショックアブソーバ14による仕事率FVを計算する。そして、仕事率FVが最大になるように、電磁バルブ14dのバルブ開度すなわちショックアブソーバ14による減衰力を変更制御する。これにより、車体の振動は効率よく吸収されて、同振動は迅速に減衰する。
請求項(抜粋):
ばね下部材とばね上部材との間に配設されてばね上部材のばね下部材に対する振動を減衰させるものであって発生される減衰力を変更可能な減衰力機構を有する車両用サスペンション装置のための制御装置において、前記減衰力機構の仕事率を検出する検出手段と、前記検出した仕事率が最大になるように前記減衰力機構にて発生される減衰力を変更制御する変更制御手段とを設けたことを特徴とする車両用サスペンション装置のための制御装置。

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