特許
J-GLOBAL ID:200903074562210490

圧力制御回路及びブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064686
公開番号(公開出願番号):特開平9-256418
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】圧力制御回路及びその圧力制御回路を備えたブレーキ装置において、本来の油圧系の特性を変えることなく目的とする周波数の圧力変動のみを選択的に吸収することができ、併せて繰り返し圧力変動を確実に吸収できるようにする。【解決手段】管路2から管路3への圧油の流れを遮断、抑制する弁装置60を弁体5と、弁体5を閉弁方向に付勢するバネ6と、パイロット管路7を介して管路2の圧油が導かれ、弁体5を開弁方向に付勢する油圧室8と、パイロット管路9を介して管路2の圧油が導かれ、弁体5を閉弁方向に付勢する油圧室10とで構成する。また、パイロット管路9に絞り11を設け、油圧室10にパイロット管路9を介して油圧室10に導かれる圧力のレベルに応じて容積を増大させる圧力吸収装置12を接続し、かつパイロット管路9に絞り11と並列に逆止弁13を設け、更に管路2の弁体5の入口側に絞り14を設ける。
請求項(抜粋):
圧油が流れる第1管路とこの第1管路からの圧油をタンクに戻す第2管路との間に圧油の流れを遮断、抑制する弁装置を設け、この弁装置を、弁体と、この弁体を閉弁方向に付勢する第1バネと、前記第1管路内の圧油が導かれ、前記弁体を開弁方向に付勢する第1油圧室と、前記第1管路内の圧油が導かれ、前記弁体を閉弁方向に付勢する第2油圧室とで構成すると共に、前記第1管路内の圧油を前記第2油圧室に導く第1パイロット管路に、前記第1管路内の圧油の圧力変動に対し前記第1油圧室の圧力変動を遅らせる第1絞りを設け、前記第1管路内の圧油が第1の周波数以上の周波数で圧力変動すると、前記第1絞りによる圧力変動の遅れにより前記弁体を作動させて前記第1管路から第2管路への圧油の流れを形成し、当該圧力変動を吸収する圧力制御回路において、前記弁装置の第2油圧室に接続され、前記第1パイロット管路を介して第2油圧室に導かれる圧力のレベルに応じて容積を変化させる圧力吸収装置と、前記第1管路の前記弁装置の入口側及び前記第2管路の前記弁装置の出口側の一方に設けられ、前記第1管路内の圧油が前記第1の周波数よりも高い第2の周波数以上の周波数で圧力変動すると、前記第1管路から前記タンクへの圧油の流れを制限する第2絞りとを備えることを特徴とする圧力制御回路。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  B60T 11/10 ,  F15B 11/00
FI (3件):
E02F 9/22 C ,  B60T 11/10 ,  F15B 11/00 R

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