特許
J-GLOBAL ID:200903074579961731
アンチスキッド制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-296792
公開番号(公開出願番号):特開平8-150918
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明はホイルシリンダのブレーキ圧を適宜調整して車輪のスリップ状態を適正に維持するアンチスキッド制御装置に関し、理想的な制動状態を実現し得るブレーキ圧の増圧勾配を優れた応答性の下に実現することを目的とする。【構成】 制御対象たる車輪の車輪加速度dV<SB>W** </SB>及び推定車体加速度dV<SB>B </SB>を求める(ステップ200,202)。アンチスキッド制御の実行条件が成立し、増圧モードが選択されており、かつ増圧勾配演算フラグが1である場合は、前回の増圧終了後の時間を計数するタイムカウンタT<SB>**</SB>を読み込む(ステップ208〜216)。T<SB>**</SB>が所定の保持時間T<SB>1** </SB>以上であればA×dV<SB>B </SB>>dV<SB>W** </SB>の成立性を判別し(A<1)(ステップ216〜222)、成立時にはブレーキ圧を保持し、不成立時にはブレーキ圧を増圧する(ステップ224〜230)。
請求項(抜粋):
それぞれブレーキ圧を増圧、保持、又は減圧する増圧モード、保持モード、又は減圧モードを適宜切り換えて実行することにより車輪のスリップ状態を適正に維持するアンチスキッド制御装置であって、前記増圧モードの実行中におけるブレーキ圧の増圧勾配が、ブレーキ圧の増圧時間と保持時間の調整により変更可能なものにおいて、車輪の加速度を検出する車輪加速度検出手段と、車体の加速度を検出する車体加速度検出手段と、前記車輪加速度検出手段によって検出された車輪の加速度と、前記車体加速度検出手段によって検出された車体の加速度とを比較する加速度比較手段と、前記増圧モードの実行中所定時期毎に、前記加速度比較手段の比較結果に基づいて、ブレーキ圧の増圧時間及び保持時間の少なくとも一方を調整する増圧勾配調整手段とを備えることを特徴とするアンチスキッド装置。
IPC (2件):
引用特許:
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