特許
J-GLOBAL ID:200903074582078300

90度位相シフタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平戸 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-250263
公開番号(公開出願番号):特開平9-093080
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】入力信号を位相シフトしてなる位相差を90度とする2個の出力信号を得るための90度位相シフタに関し、内部シフタにより大きな位相偏差や振幅偏差が発生した場合においても、これら位相偏差や振幅偏差を補正することができるようにし、広帯域で、かつ、製造バラツキに強いものとする。【解決手段】+45度位相シフタ80、82と、-45度位相シフタ88、90とを対称な特性を有するものとし、位相シフタ80、82で発生する位相偏差や振幅偏差と、位相シフタ88、90で発生する位相偏差や振幅偏差とを、演算回路115において相殺して補正し、位相差を90度とする信号f+45、f-45及び信号f-135、f+135を生成する。
請求項(抜粋):
入力信号を位相シフトして、位相差を90度とする第1、第2の出力信号を生成する90度位相シフタであって、前記入力信号を+90度位相シフトしてなる信号と、前記入力信号と同相の信号と、前記入力信号を+90度位相シフトしてなる信号と対称ないし略対称な特性を有する前記入力信号を-90度位相シフトしてなる信号とを生成する位相シフタと、前記入力信号を+90度位相シフトしてなる信号と、前記入力信号を-90度位相シフトしてなる信号と逆相の信号と、前記入力信号と同相の2個の信号とをベクトル合成してなる信号を前記第1の出力信号として出力すると共に、前記入力信号を+90度位相シフトしてなる信号と逆相の信号と、前記入力信号を-90度位相シフトしてなる信号と、前記入力信号と同相の2個の信号とをベクトル合成してなる信号を前記第2の出力信号として出力する演算回路とを有していることを特徴とする90度位相シフタ。

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