特許
J-GLOBAL ID:200903074591402942

インクジェット記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-141746
公開番号(公開出願番号):特開2001-322271
出願日: 2000年05月15日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】【課題】本発明は静電引力で変位される振動板の振動の隣接する液室への伝搬を防止して高精度にインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドを提供する。【解決手段】インクジェット記録ヘッド1は、支持体2、下基板3、上基板4及びノズルプレート5が順次積層されており、下基板3には凹状の対向壁31が形成されている。下基板3の各対向壁31の間は隔壁32で分離され、対向壁31内には、個別電極層33と絶縁層34が積層されている。上基板4には、液室柱41で分割される状態で複数の液室42が形成されており、各液室42には、その底面に振動板45が形成されている。各液室柱41の下の振動板45には、V字形状の防振溝46が形成されており、上基板4の上に、ノズル51の形成されたノズルプレート5が接合されている。従って、多チャンネル駆動時の振動板45の振動の隣接する液室42への伝搬を防振溝46で抑制して相互干渉を抑制し、安定したインク滴吐出性能を実現して記録画像の画像品質を向上させる。
請求項(抜粋):
液室柱で区切られインクの充填されている複数の液室と、前記液室内の前記インクを吐出するノズルと、前記液室にインク流路で連通され前記液室に前記インクを供給する共通液室と、前記各液室の一部に設けられた振動板と、前記振動板に所定のギャップをおいて対向するとともに、隔壁で区切られて前記各液室に対向する位置に複数形成された対向壁と、を備え、前記振動板の振動で前記液室に圧力を発生させて当該液室内の前記インクを前記ノズルから吐出させるインクジェット記録装置において、前記各液室柱の下の前記振動板と前記液室柱のうち少なくともいずれか一方に所定形状の防振溝が形成されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (13件):
2C057AF40 ,  2C057AF93 ,  2C057AG16 ,  2C057AG32 ,  2C057AG99 ,  2C057AP02 ,  2C057AP32 ,  2C057AP33 ,  2C057AP56 ,  2C057AQ01 ,  2C057AQ02 ,  2C057BA03 ,  2C057BA15

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