特許
J-GLOBAL ID:200903074593689807

データベース再編成方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-139746
公開番号(公開出願番号):特開平6-348553
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 データベースファイルの再編成に際して、チェックポイントファイルへの格納を不要にして、再編成処理の性能を向上させる。【構成】 レコード読出し手段6は、再編成の開始指示でデータベースファイル3-1の複写レコードを最初から読出す。レコード格納手段8は、再編成結果をデータベースファイル3-2に格納する。処理済情報設定手段9は、格納位置を元のデータベースファイル3-1の処理済情報域内に設定する。レコード読出し手段6は、障害後の再開始指示でデータベースファイル3-1の処理済情報域を最初から読出す。処理済情報判定手段7は、処理済情報を参照して中断点指示を送る。レコード読出し手段6は、中断点から通常の動作に戻る。その再編成中のアクセス要求に、データベースアクセス制御手段2は、処理済情報域を参照して存在する方のデータベースファイル3-1,3-2にアクセスを行う。
請求項(抜粋):
オンライン処理などの種々の処理を実行中に、第1のデータベースファイルの内容を第2のデータベースファイルの中に複写して再編成するデータベース再編成方式において、(A)再編成の開始および障害などによる一時停止後の再開始を指示する再編成指示情報を取得し、再編成を最初から行う開始情報であるか、あるいは、処理を中断点から再開する再開始情報であるかを判定して、前者のときには開始指示を送り、後者のときには再開始指示を送る再編成指示情報取得手段と、(B)前記再編成指示情報取得手段からの開始指示を受けて、前記第1のデータベースファイルの中の複写すべき各レコードを最初から順次に読出すとともに、再開始指示を受けて、前記第1のデータベースファイルの処理済情報域を有する各ルートレコードを最初から順次に読出し、中断点指示により前記第1のデータベースファイルの中の複写すべき各レコードを中断点から順次に読出すレコード読出し手段と、(C)前記レコード読出し手段によって読出された複写すべき各レコードの内容を受けて、前記第2のデータベースファイルに格納するレコード格納手段と、(D)前記レコード格納手段によって格納された各ルートレコードに対する前記第2のデータベースファイル内の位置情報を前記第1のデータベースファイル内の対応する各ルートレコードの処理済情報域に設定する処理済情報設定手段と、(E)前記再編成指示情報取得手段から再開始指示を受け、前記レコード読出し手段によって読出された各ルートレコードの処理済情報域内にある処理済情報を参照することにより、どのレコードまで再編成を行って前記第2のデータベースファイルに格納されているかを判定し、前記レコード読出し手段に対して中断点指示を送る処理済情報判定手段と、(F)前記第1のデータベースファイルから前記第2のデータベースファイルへの再編成中に業務アプリケーションプログラムからのアクセス要求があった場合には、前記第1のデータベースファイルの対応するルートレコードの処理済情報域を参照し、アクセス要求があったレコードが前記第1のデータベースファイルに存在するか、あるいは、前記第2のデータベースファイルに存在するかを判定して存在する方にアクセスを行うデータベースアクセス制御手段と、を備えることを特徴とするデータベース再編成方式。

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