特許
J-GLOBAL ID:200903074595982951

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-008560
公開番号(公開出願番号):特開平5-195902
出願日: 1992年01月21日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】ノズルホルダに圧縮歪によるばらつきが生じても初期リフト量を高精度に保つことができる燃料噴射弁を提供する。【構成】第1のスプリング10および第2のスプリング11を収容したノズルホルダ1の端部にストッパ壁2を設け、このストッパ壁に上記第2のスプリングの押圧力を受けて衝止されるプレッシャピン18を支持させ、上記ストッパ壁にニードル弁25を収容したノズルボディ3を連設し、上記ストッパ壁に衝止されるプレッシャピン18と、上記ニードル弁との間に初期リフト量に相当する間隔を形成したことを特徴とする。【作用】初期リフト量はニードル弁の上端とストッパ壁に衝止されたプレッシャピンとの間の離間寸法により設定されるようになり、従来のようにノズルホルダの寸法変動の影響を受けなくなる。
請求項(抜粋):
ノズルホルダと、このノズルホルダに収容され初期噴射時における開弁圧を規制する第1のスプリングおよび全噴射時に上記第1のスプリングと協同して開弁圧を規制する第2のスプリングと、上記ノズルホルダの端部に設けられたストッパ壁と、このストッパ壁に連設され燃料供給通路に連なる噴孔を設けたノズルボディと、このノズルボディに収容され上記燃料供給通路を通じて供給された燃料の圧力が上記各開弁圧以上に達した場合にリフトされて上記噴孔を開くニードル弁と、上記ノズルホルダに設けられ前記第1のスプリングの押圧力を上記ニードル弁に伝えるプッシュロッドと、上記ストッパ壁に摺動自在に支持されるとともに、前記第2のスプリングの押圧力を受けてストッパ壁に衝止され、上記ニードル弁の上端との間に所定の初期リフト量に相当する間隙を存して対向するプレッシャピンと、を具備したことを特徴とする燃料噴射弁。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-030975

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