特許
J-GLOBAL ID:200903074596663795

電力増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011695
公開番号(公開出願番号):特開平6-224661
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 第2次高調波調整回路において、工作精度を要求されるか又は複雑な製作工程を必要とする部分(結合線路や接地点)の数を減らす。【構成】 信号波の約1/4波長の長さを有し、先端においてキャパシタC13により直流を阻止するが高周波的に短絡されるマイクロストリップ短絡線路9を出力整合回路3に付加する。また増幅素子1の出力端と短絡線路9が出力整合回路3に付加されている位置との間に、マイクロストリップ結合線路5が設けられる。結合線路5は信号波には結合せず、その第2次高調波(2f0 )に結合するようにされている。結合線路5の一端を開放とし、他端を前記2f0 付近に直列共振点を有するリアクタンス素子(C11、L0 )を介して接地してもよいし、或いは他端を接地し、一端を前記2f0 付近に並列共振点を有するリアクタンス素子を介して接地してもよい。
請求項(抜粋):
入力整合回路と半導体増幅素子と第2次高調波調整回路と出力整合回路とを有する電力増幅器において、上記第2次高調波調整回路は、上記出力整合回路に付加され、信号波の約1/4波長の長さを有し、先端がキャパシタを介して接地されたマイクロストリップ短絡線路と、上記短絡線路が上記出力整合回路に付加されている位置と上記半導体増幅素子出力端との間に設けられ、上記出力整合回路と結合し、上記短絡線路に近い側の一端が開放され、信号波の第2次高調波に結合するマイクロストリップ結合線路と、上記結合線路の他端と接地点との間に接続され、第2次高調波周波数付近に直列共振点を有するリアクタンス素子と、を有するものであることを特徴とする電力増幅器。

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