特許
J-GLOBAL ID:200903074604642204

熱可塑性樹脂のシート加工装置、シート加工方法、およびそのシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-304138
公開番号(公開出願番号):特開平10-291251
出願日: 1997年11月06日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 転写部と剥離部とに大きな温度差を設けてシートを安定して生産できる熱可塑性樹脂のシート加工装置、シート加工方法、およびそのシートの提供。【解決手段】 スタンパーロール21における第1冷却ロール22との間の空隙部26に対応した位置を加熱手段50で加熱し、各ロール21,22が互いに接触し合う冷却部25を第1冷却ロール22で冷却する。これによれば、空隙部26が断熱層として作用するため、転写部20Aの上流側では、スタンパーロール21が冷却ロール22に影響されずに効率よく加熱され、下流側では加熱手段50に影響されずに効率よく冷却され、転写部20A、剥離部20B間に大きな温度差を生じさせることができる。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂への転写用の型が形成された筒体と、この筒体の内径寸法よりも小さい外径寸法を有して前記筒体内に回転可能に配置された支持ロールとを備え、前記筒体がその支持ロールに接して回転する熱可塑性樹脂のシート加工装置において、前記筒体における前記熱可塑性樹脂が供給される転写部よりも上流側を加熱する加熱手段と、下流側を冷却する冷却手段とが設けられ、前記加熱手段は、前記筒体と前記支持ロールとの間の空隙部に対応した位置を加熱可能に構成され、前記冷却手段は、その冷却媒体が密閉された領域内で流動または滞留可能に構成されていることを特徴とする熱可塑性樹脂のシート加工装置。
IPC (3件):
B29C 59/04 ,  G02B 5/122 ,  B29L 11:00
FI (2件):
B29C 59/04 C ,  G02B 5/122

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