特許
J-GLOBAL ID:200903074612624150
受信機の位相整合方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190493
公開番号(公開出願番号):特開平6-034752
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】モノパルスレーダ用のモノパルス受信機等に関し、3系列の受信部間の固有位相差を除去する、受信機の位相整合方式を提供することを目的とする。【構成】3チャネルの受信信号を、共通のローカル信号で周波数変換して同位相で増幅する、3系列の受信部1,2,3を有する受信機において、移相部4,5を設けて、基準チャネル以外のチャネルの受信部2,3に供給されるローカル信号の位相を調整し、ROM6,7を設けて、基準チャネルの受信部1の出力位相を基準として、受信部2,3の出力位相と、移相部4,5の移相量との関係を予め記憶し、位相検出部8を設けて、基準チャネルの受信部1の出力位相を検出する。そして、基準信号と同期したテスト信号入力時の受信部1の出力位相に応じて、ROM6,7から移相量のデータを移相部4,5に与えることによって、3系列の受信部1,2,3を等しい位相状態に整合することで構成する。
請求項(抜粋):
3チャネルの受信信号を、共通に与えられるローカル信号によってそれぞれ周波数変換して同位相で増幅する、3系列の受信部(1,2,3)を有する受信機において、基準チャネル以外のチャネルの受信部(2,3)に供給される前記ローカル信号の位相を調整する移相部(4,5)と、基準チャネルの受信部(1)の出力位相を基準として同一入力における基準チャネル以外のチャネルの受信部(2,3)の出力位相と前記移相部(4,5)の移相量とのデータを予め記憶するROM(6,7)と、位相検出用基準信号を基準として前記基準チャネルの受信部(1)の出力位相を検出する位相検出部(8)とを設け、テスト信号入力期間における前記位相検出用基準信号と同期したテスト信号入力に対する前記基準チャネルの受信部(1)の出力位相に応じて前記ROM(6,7)から前記移相部(4,5)に移相量のデータを与えることによって、3系列の受信部(1,2,3)を等しい位相状態に整合することを特徴とする受信機の位相整合方式。
IPC (2件):
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