特許
J-GLOBAL ID:200903074620128421

矩形オブジェクトの認識方法及び認識装置、矩形オブジェクトの認識を行うプログラム・プロダクト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-317242
公開番号(公開出願番号):特開平10-162099
出願日: 1996年11月28日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 文字枠、ページマーク、位置補正マーク等の矩形オブジェクトをマウスのクリックのみで自動的に決定することができ、簡単なユーザーインターフェースでかつ高速である画像処理システムを提供する。【解決手段】黒枠500を含む帳票のスキャンしたイメージをディスプレイ上に表示し、認識フィールドごとに左端の文字枠内をマウスでクリックし次に同一フィールドの右端の文字枠内をクリックすることにより自動的にフィールドの指定を行う。このとき、フィールド位置/サイズ決定プログラムはクリックされた2点から左右上下にイメージを走査し黒枠内壁を検出し、さらに2つの文字枠間に長方形を設定してヒストグラムをとり、フィールド内の文字枠数や文字枠間の黒線の太さ等を自動検出する。また、ページマークや位置補正マークのある帳票では、マークの内部をマウスでクリックするだけで、近傍が黒であることとそのマークの高さから何マークであるかなどが自動検出される。
請求項(抜粋):
入力されたビットマップ・イメージに含まれる矩形オブジェクトの位置情報及び属性情報を認識する方法であって、(a)前記ビットマップ・イメージの内の第1の入力点が特定されたことを認識する段階と、(b)前記第1の入力点の近傍を第1の方向に通過する直線上に存在し、特定の値を有する画素であって、前記第1の入力点に対し対称方向に各々存在する第1の画素と第2の画素に各々対応する第1の点と第2の点を探索することによって前記第1の点と前記第2の点の位置情報を導出する段階と、(c)前記第1の入力点の近傍を前記第1の方向とほぼ垂直の方向である第二の方向に通過する直線上に存在し、前記特定の値を有する画素であって、前記第1の入力点に対し対称方向に各々存在する第3の画素と第4の画素に各々対応する第3の点と第4の点を探索することによって前記第3の点と前記第4の点の位置情報を導出する段階と、(d)前記第1の点と、前記第2の点と、前記第3の点と、前記第4の点の位置情報から前記矩形オブジェクトの位置情報を導出する段階と、(e)前記矩形オブジェクトに関連付けられる属性情報の入力を受領する段階と、(f)前記入力された属性情報を前記矩形オブジェクトの位置情報と関連付けて格納する段階と、を含む認識方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-037487

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