特許
J-GLOBAL ID:200903074624585495

筒内直噴式内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162950
公開番号(公開出願番号):特開平10-008969
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 凹部で受けた燃料噴霧を点火プラグへより集中度を高めて向かわしめること。【解決手段】 吸気ポート2間のシリンダヘッド燃焼室壁周縁部14に設置された燃料噴射弁8より噴射される燃料噴霧10は、略円錐状となり、そのため所定のCAに於て燃料噴霧外形10aと平面状のピストン冠面16とが衝突する交線15の形状は楕円となる。ピストン冠面16に形成される凹部12は、燃料噴射弁8から点火プラグ1までに対峙する範囲に伸び、前記交線15に沿い且つ前記交線15を内包するような楕円体形状としてあるため、略全体の燃料噴霧10を受け且つ点火プラグ1へ向かわしめることができる。凹部12は燃料噴射弁8下付近での曲率半径が小さいため、比較的燃料密度が高い噴射直後の燃料噴霧10を受ける際にも燃料を拡散させずに点火プラグ1へ向かわしめることができ、且つ、点火プラグ1下付近の曲率半径も小さくなるため、点火プラグ1に向かって巻き上がる燃料噴霧21の集中度を高めて着火性を向上することができる。
請求項(抜粋):
各気筒2本の吸気ポートと吸気バルブを有し、吸気ポート間のシリンダヘッド燃焼室壁周縁部に於て燃料噴射弁先端をシリンダヘッド燃焼室内に露出させて設置し、燃料を直接シリンダ内に供給する筒内直噴式内燃機関に於て、燃料噴霧を受けるピストン冠面形状を、燃料噴射弁から点火プラグまでに略対峙する範囲に伸びる楕円体状の凹部を有する形状とすることを特徴とする筒内直噴式内燃機関。
IPC (6件):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/28 ,  F02M 61/14 310 ,  F02M 61/14 ,  F02M 69/04
FI (7件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 23/08 S ,  F02F 3/28 B ,  F02M 61/14 310 A ,  F02M 61/14 310 S ,  F02M 69/04 P
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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