特許
J-GLOBAL ID:200903074633063655

鋼製矢板の止水継手部の縦継ぎ構造および縦継ぎ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 林 信之 ,  片寄 武彦 ,  森 俊秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-253705
公開番号(公開出願番号):特開2004-092151
出願日: 2002年08月30日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】雌継手の空間に予め可燃性の粘弾性材料が充填されている鋼製矢板の縦継ぎに際し、粘弾性材料に溶接アークが引火しないように雌継手を現場施工で縦継ぎする。【解決手段】継手鋼管12と接合部継手鋼管14の内部に可燃性の粘弾性材料が充填されている鋼管矢板において、鋼管矢板本体11を溶接した後、上下の継手鋼管12の間に形成される(L)間隔に接合部継手鋼管14を配置し、両継手鋼管12、14の接合部21を覆うように縦継ぎ部帯板22を配置し、この縦継ぎ部帯板22の下側縁23と鋼管矢板本体11側の一端縁24と上側縁25を溶接する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鋼製矢板本体に設けた1対の嵌合継手のうち、矢板打設時の先打ち側(雌側)となり、スリットを有する継手部材の空間に予め止水用充填材としてアスファルトを主成分とする粘弾性材料が充填された鋼製矢板を、縦方向に継ぐ際の前記雌側継手部材の縦継ぎ構造であって、上下の鋼製矢板における前記雌側継手部材の上下方向の端部は上下の鋼製矢板本体の溶接接合位置から離れており、それにより形成される上下の雌側継手部材の間隔に、該間隔を埋める長さ寸法を持ち、かつ前記雌側継手部材と同一径で同一断面構造を持つ接合部雌側継手部材を配置し、両雌側継手部材の接合部を覆うようにして、かつ継手のスリット部を除く位置に所定幅の鋼製の帯板を当てがい、該帯板の端縁部と両雌側継手部材の間を溶接接合したことを特徴とする鋼製矢板の止水継手部の縦継ぎ構造。
IPC (2件):
E02D5/14 ,  E02B3/06
FI (2件):
E02D5/14 ,  E02B3/06
Fターム (9件):
2D018BA15 ,  2D049EA03 ,  2D049EA11 ,  2D049FB03 ,  2D049FB14 ,  2D049FC02 ,  2D049FC03 ,  2D049FC15 ,  2D049FD01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭52-121907
  • 特開昭57-140420

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