特許
J-GLOBAL ID:200903074633984548

鋼の連続鋳造用発熱型顆粒状モールドパウダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米澤 明 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113036
公開番号(公開出願番号):特開平6-023502
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 水を加えた混練時に発熱することがない安定な鋼の連続鋳造用発熱型モールドパウダーを得る。【構成】 金属または合金を含む発熱剤を有する連続鋳造用モールドパウダーにおいて、発熱剤の表面をシリコーン樹脂、エポキシ、アクリル、ポリエステル、アルキッドの少なくとも1種で変性したシリコーン樹脂あるいは合成ワックス、ピッチから選ばれる被覆剤、もしくはこれらの被覆剤に粒径100μm以下の無機質の粒子を分散した被覆剤によって被覆したカプセルを、基材原料、シリカ原料、フラックス、火炎抑制材、炭素質原料とを混合して顆粒状としたものであり、さらに上記の被覆剤でカプセル化した発熱剤の金属または合金と反応するアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素塩、硝酸塩なる反応剤のカプセルを含有する。【効果】 使用時の発熱速度の低下、モールド内での溶融速度のばらつき、鋳片品質の低下等の問題を起こさない。
請求項(抜粋):
金属または合金からなる発熱剤を有する連続鋳造用モールドパウダーにおいて、発熱剤の表面を水に不溶性の被覆剤、もしくはこれらの被覆剤に粒径100μm以下の無機質の粒子を分散した被覆剤によって被覆したカプセルを、基材原料、シリカ原料、フラックス、火炎抑制材、炭素質材料とを混合して顆粒状としたことを特徴とする鋼の連続鋳造用発熱型顆粒状モールドパウダー。

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