特許
J-GLOBAL ID:200903074652185524

クッション構造体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349809
公開番号(公開出願番号):特開平5-156561
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 クッション性、耐久性、安定性、通気性が高く、蒸れにくく、加工のムラができにくく、加工での多様化も図りやすく、短い工程で製造しやすいクッション材の提供を目的とする。【構成】 非弾性ポリエステル系捲縮短繊維集合体中に、短繊維を構成するポリエステルポリマーの融点より40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと、非弾性ポリエステルとからなり、前者が少なくとも繊維表面に露出した弾性複合繊維が分散・混入され、その際、該クッション構造体中には、(A)該弾性複合繊維同士が交叉した状態で互いに熱融着により形成された非アメーバー状可撓性熱固着点、および(B)該弾性複合繊維と該非弾性ポリエステル系短繊維とが交叉した状態で熱融着により形成された準可撓性熱固着点とを散在させ、かつ隣り合う可撓性熱固着点の間に存在する複合繊維群の、一部の複合繊維には長手方向に沿って少なくとも1ケの紡錘状の節部を存在させる。
請求項(抜粋):
非弾性ポリエステル系捲縮短繊維集合体をマトリックスとし、密度が0.005〜0.10g/cm3 、厚さが5mm以上であるクッション構造体において、該短繊維集合体中には、短繊維を構成するポリエステルポリマーの融点より40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと、非弾性ポリエステルとからなり、前者が少なくとも繊維表面に露出した弾性複合繊維が分散・混入され、その際、該クッション構造体中には、(A)該弾性複合繊維同士が交叉した状態で互いに熱融着により形成された非アメーバー状可撓性熱固着点、および(B)該弾性複合繊維と該非弾性ポリエステル系短繊維とが交叉した状態で熱融着により形成された準可撓性熱固着点とが散在し、かつ隣り合う可撓性熱固着点の間((A)-(A)間、(A)-(B)間および(B)-(B)間)に存在する複合繊維群にあって、一部の複合繊維には長手方向に沿って少なくとも1ケの紡錘状の節部が存在することを特徴とするクッション構造体。
IPC (5件):
D04H 1/54 ,  A47C 27/12 ,  B68G 1/00 ,  D01F 8/14 ,  D04H 1/42

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