特許
J-GLOBAL ID:200903074652950557

有機化合物の構造推定方法及びその装置並びにコンピュータ可読記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-239781
公開番号(公開出願番号):特開2002-055151
出願日: 2000年08月08日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 2D-NMRスペクトルを用いた有機化合物の効率的な構造推定を可能にする。【解決手段】 知識ベース3は、有機化合物に含まれる基幹部分(プロトンの結合した炭素原子が1原子以上つらなる部分)とそれに隣接する非基幹部分(基幹部分以外の部分)とから構成される部分構造と、二次元プロトンNMR情報との相関関係を蓄積する。部分構造推定手段13は、構造推定対象となる有機化合物に対する二次元NMRスペクトル測定で得られた二次元プロトンNMR情報を入力し、知識ベース3に蓄積された部分構造のうち、入力の二次元プロトンNMR情報と矛盾しない二次元プロトンNMR情報を持つ部分構造を、構造推定対象となる有機化合物に含まれる可能性のある部分構造として推定する。全体構造組立手段15は、推定された部分構造から構造推定対象となる有機化合物の候補構造を組み立てる。
請求項(抜粋):
(a)構造推定対象となる有機化合物に対する二次元NMRスペクトル測定で得られた二次元プロトンNMR情報を入力するステップと、(b)有機化合物の構造のうち、プロトンの結合した炭素原子が1原子以上つらなる部分を基幹部分、基幹部分以外の部分を非基幹部分と呼ぶとき、有機化合物に含まれる基幹部分と当該基幹部分に隣接する非基幹部分とから構成され、且つ、該非基幹部分中の原子が前記基幹部分以外の基幹部分中のプロトンの結合した炭素原子と結合している場合には当該プロトンの結合した炭素原子を疑似原子として含む部分構造と、二次元プロトンNMR情報との相関関係を蓄積した知識ベースに蓄積された部分構造のそれぞれについて、その二次元プロトンNMR情報と前記入力された二次元プロトンNMR情報とを照合し、前記構造推定対象となる有機化合物に含まれる可能性のある部分構造を推定するステップとを含むことを特徴とする有機化合物の構造推定方法。
IPC (3件):
G01R 33/32 ,  G06F 17/30 170 ,  G06F 17/30 180
FI (3件):
G06F 17/30 170 F ,  G06F 17/30 180 A ,  G01N 24/02 530 K
Fターム (3件):
5B075ND20 ,  5B075PP28 ,  5B075UU18

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