特許
J-GLOBAL ID:200903074659413425

割込み処理からの復帰方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308694
公開番号(公開出願番号):特開平8-166887
出願日: 1994年12月13日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 割込み処理において効率的にスタックのメモリ領域を使用し、命令数の少ないプロセッサの処理速度を犠牲にすることない割込み処理からの復帰方法を提供する。【構成】 割込み処理機能を備え、スタックポインタによるメモリへのレジスタ退避方式のプロセッサにおいて、割込みを受け付けると、スタックポインタ12の値を増加し、割込まれたプログラムへの戻り番地10と状態情報11をまとめて1ワードとし、スタックポインタ12の指すメモリ13に格納し、ディレイ付き復帰命令を実行すると、戻り番地10を復帰し、次のディレイスロットにある命令の実行が終了してからスタックポインタ12の値を減少させ、スタックポインタ12の指すメモリ13からレジスタへの転送命令をディレイスロットに置くことにより状態情報11を復帰する。
請求項(抜粋):
割込み処理機能を備え、スタックポインタによるメモリへのレジスタ退避方式のプロセッサにおいて、割込みを受け付けたときに、スタックポインタの値を第1方向に変動してから、割込まれたプログラムへの戻り番地と状態情報をまとめて1ワードとし、スタックポインタの指すメモリに格納するステップと、ディレイ付き復帰命令を実行するときに、前記戻り番地を復帰し、次のディレイスロットにある命令の実行が終了してから前記スタックポインタの値を前記第1方向と逆の第2方向に変動させる制御をし、前記スタックポインタの指すメモリからレジスタへの転送命令を前記ディレイスロットに置くことにより、前記状態情報を復帰するステップとを備えた割込み処理からの復帰方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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