特許
J-GLOBAL ID:200903074665993034

圧縮点火式内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059624
公開番号(公開出願番号):特開平10-252512
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 圧縮点火式内燃機関における安定燃焼域を拡大する。【解決手段】 ポート噴射弁15からのみ燃料を噴射したときにノッキングが生じない最大噴射量を基準噴射量とし、これに対応する負荷量を基準負荷量と設定して、前記基準負荷量以下の負荷域では、必要とされる噴射量の全量の燃料をピストン5の上死点以降の吸気行程中にポート噴射弁15から噴射し、且つ、負荷が小さくなるほど吸気弁8と排気弁9の開弁重合期間が大きくなるように開閉時期可変手段を制御する。負荷が小さいほど内部EGR量が多くなって吸気加熱効果が大となり、軽負荷域における自着火性が向上し、軽負荷側の安定燃焼域が従来よりも拡大する。
請求項(抜粋):
シリンダと、前記シリンダ内を往復動するピストンと、前記シリンダとピストンにより区画形成される燃焼室と、前記シリンダ内に吸気を供給するための吸気ポートを開閉する吸気弁と、前記シリンダ内のガスを排気するための排気ポートを開閉する排気弁と、前記吸気弁と排気弁のうち吸気弁のみ或いは吸気弁と排気弁の両方の開閉時期を変化させる開閉時期可変手段と、前記吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁と、前記燃焼室に燃料を直接噴射する筒内噴射弁と、を備えた圧縮点火式内燃機関において、前記ポート噴射弁からのみ燃料を噴射したときにノッキングが生じない最大噴射量を基準噴射量とし、これに対応する負荷量を基準負荷量と設定して、前記基準負荷量以下の負荷域では、必要とされる噴射量の全量の燃料がピストンの上死点以降の吸気行程中にポート噴射弁から噴射され、且つ、負荷が小さくなるほど吸気弁と排気弁の開弁重合期間が大きくなるように前記開閉時期可変手段が制御されることを特徴とする圧縮点火式内燃機関。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F02B 1/14 ,  F02D 41/04 385 ,  F02D 41/34 ,  F02D 41/40 ,  F02M 63/00
FI (8件):
F02D 13/02 J ,  F02D 13/02 G ,  F02B 1/14 ,  F02D 41/04 385 C ,  F02D 41/34 C ,  F02D 41/40 A ,  F02D 41/40 C ,  F02M 63/00 P
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 圧縮着火式内燃機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-150495   出願人:株式会社豊田中央研究所
  • 特開昭61-085525
  • 特開平3-105059
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