特許
J-GLOBAL ID:200903074670024686

トリフェニルボランアミン錯化合物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高宮城 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-052908
公開番号(公開出願番号):特開平8-311074
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【課題】 トリフェニルボランアミン錯体の工業的に有利な製造方法が望まれていた。【解決手段】 トリフェニルボランの水酸化ナトリウム付加物または水酸化カリウム付加物を水溶液中で、アミンと反応させることにより、相当するトリフェニルボランアミン錯体を製造することにより標記課題を達成できる。本方法は、水を溶媒として使用しているため安価であり、火災などの危険がなく、反応を空気中で行うことができる。また、原料がトリフェニルボランの水酸化ナトリウム付加物等であるため安定であり、安全に取り扱うことができる。
請求項(抜粋):
式【化1】により表されるトリフェニルボランの水酸化ナトリウム付加物または【化2】により表されるトリフェニルボランの水酸化カリウム付加物と、一般式【化3】(式中、R1 はアルキル基、ハロゲン置換アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルケニル基、アラルキル基を示す。)により表される第1級アミンまたは【化4】(式中、R2 、R3 、R4 は同一または異なって水素、アルキル基、ハロゲン置換アルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ハロゲン、アルコキシ基、アルケニル基、アラルキル基を示す。)により表されるピリジン化合物とを、水溶液中で反応させることを特徴とする一般式(I)【化5】(式中、←Xは、【化6】または【化7】を示し、ここでR1 、R2 、R3 、R4 は前記と同義である。)により表されるトリフェニルボランアミン錯体の製造法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-277307
  • 特開昭54-046193

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