特許
J-GLOBAL ID:200903074671853899

シート状積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262093
公開番号(公開出願番号):特開平6-115035
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 電子線の照射により硬化する塗布液から形成された2層以上の樹脂層を有するシート状積層体において、これらの樹脂層の特性を互いに変化させ、電子線照射を2回に分割して夫々の照射条件を異ならしめ、例えば最外側樹脂層は、高い光沢感と良好な耐水性能を有し、しかも全体として適度の柔軟性を有するシート状積層体を提供する。【構成】 シート状基体の一表面上に電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物を主成分とし含む塗布層を形成し、別に、成型面(例えばドラム周面、又はプラスチックフィルムの表面)上に、電子線硬化性不飽和有機化合物を主成分として含む塗布層を形成し、これを電子線照射により硬化し、この成型面上に予備硬化塗布層上に、シート状基体上の塗布層を重ね合わせ、このようにして形成された重積層体に電子線を照射してこれを硬化し、かつ接着し、得られたシート状積層物を成型面から剥離する。成型面の塗布層に対する電子線照射加速電圧を200KV以下に規制し、かつ重積層体に対する電子線照射加速電圧を175KV以上に規定する。
請求項(抜粋):
シート状基体の一面上に、電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物を主成分として含む少なくとも1層の内側塗布層を形成する工程と、別に、成型面上に、電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物を主成分として含む最外側塗布層を形成し、前記成型面上の最外側塗布層に電子線照射を施すことにより、硬化された最外側塗布層を形成する工程と、前記成型面上の硬化された最外側塗布層上に、前記シート状基体上の内側塗布層を重ね合わせて、最外側塗布層および内側塗布層からなる重積層体を形成する工程と、この重積層体に電子線照射を施すことにより、これを硬化し、接着する工程と、このようにして形成されたシート状積層体を、前記成形面から剥離する工程とを含み、前記最外側塗布層に対する電子線照射加速電圧を200KV以下に規制し、かつ前記重積層体に対する電子線照射加速電圧を175KV以上に規定することを特徴とするシート状積層体の製造方法。
IPC (5件):
B32B 31/00 ,  B32B 31/18 ,  B32B 31/28 ,  B41M 5/40 ,  D21H 19/24
FI (2件):
B41M 5/26 H ,  D21H 1/34 J

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