特許
J-GLOBAL ID:200903074673287335

射出成形機およびそのノズル温度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139447
公開番号(公開出願番号):特開平10-315289
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 成形サイクルの長短にかかわりなく、射出される溶融樹脂の温度を均一に制御して、品質が均一な成形品を得る。【解決手段】 主ノズル部8aと、射出口11を形成したノズル先端部8bとで構成したノズル8をバレル1の先端部に設ける。ノズルの内容積は、射出1サイクル分の溶融樹脂を蓄溜できるものとする。主ノズルは、内容積がノズルのそれの大部分を占める大きさにする。ノズル先端部の熱容量を主ノズルより小さくする。主ノズル部にヒータ9aと温度センサ10aを、ノズル先端部にヒータ9bと温度センサ10bをそれぞれ設ける。これらの温度センサを個別に加熱制御部6c,6dに、これらの加熱制御部を開閉器7c,7dに、更にこれらの開閉器を前記ヒータおよび加熱電源6に、それぞれ連絡する。前記ヒータを適宜に作動させることで、ノズル内の溶融樹脂温度を均一に制御する。
請求項(抜粋):
バレル内にスクリュウを回転・進退自在に設け、バレルの適宜位置にヒータを設け、前記スクリュウおよびヒータの作動により樹脂原料を可塑化させるとともに、バレル内の前記スクリュウ直近前方部分に射出1サイクル分の溶融樹脂を計量した後、金型への射出を行う射出ユニットを備えた射出成形機において、前記バレルの先端部に射出1サイクル分の溶融樹脂量と同容積の内部空間を有するノズルを設け、該ノズルにはヒータと温度検出手段とを設け、これらのヒータおよび温度検出手段を、前記ヒータの作動を制御する加熱制御部に連絡したことを特徴とする射出成形機。
IPC (5件):
B29C 45/74 ,  B29C 45/20 ,  B29C 45/50 ,  B29C 45/76 ,  B29C 45/78
FI (5件):
B29C 45/74 ,  B29C 45/20 ,  B29C 45/50 ,  B29C 45/76 ,  B29C 45/78

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