特許
J-GLOBAL ID:200903074677101660

細胞タンパク質成分を単離および分析するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-600101
公開番号(公開出願番号):特表2002-537561
出願日: 2000年02月16日
公開日(公表日): 2002年11月05日
要約:
【要約】本発明は、さまざまな集団の細胞におけるプロテオーム分析を可能にする、レーザー捕捉顕微解剖細胞におけるタンパク質の分析を行なうための装置および方法について記載している。特に開示している実施例は、正常細胞対悪性細胞の分析、または、正常から悪性に進行している細胞における特異なタンパク質発現の比較である。免疫測定法、一次元ゲル電気泳動および二次元ゲル電気泳動による特徴付け、ウエスタンブロッティング、液体クロマトグラフィー四重極型イオントラップエレクトロスプレー(LCQ-MS)、マトリックス支援レーザー脱離イオン化/飛行時間法(MALD/TOF)、および表面強化型レーザー脱着イオン化質量分析法(SELDI)などの技法を用いて、顕微解剖された細胞のタンパク質成分を分析することができる。同一の組織試料に由来する腫瘍細胞および正常細胞のタンパク質成分を定性的および定量的に比較することを可能になることに加えて、本方法はまた、結合能力およびアミノ酸配列など、腫瘍細胞のタンパク質特性を調べること、ならびに、薬剤治療に反応する、特定の細胞集団におけるタンパク質発現の差異を調べることも可能にする。また本方法は、タンパク質のフィンガープリントを使用することによって、腫瘍転移の発生源となる組織を同定するための迅速かつ信頼性の高い方法も提供する。
請求項(抜粋):
組織試料由来の細胞集団のタンパク質成分を分析する方法において、a)レーザー捕捉顕微解剖法(laser capture microdissection)を用いて、該組織試料から該細胞集団を抽出する段階;b)抽出された該細胞集団からタンパク質試料を単離する段階;およびc)単離された該タンパク質試料を分析する段階を含む方法。
IPC (3件):
G01N 33/68 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/574
FI (4件):
G01N 33/68 ,  G01N 33/48 A ,  G01N 33/48 S ,  G01N 33/574 A
Fターム (9件):
2G045AA26 ,  2G045BB24 ,  2G045CB01 ,  2G045CB02 ,  2G045DA36 ,  2G045FB03 ,  2G045FB05 ,  2G045FB07 ,  2G045FB11

前のページに戻る