特許
J-GLOBAL ID:200903074677268831

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346737
公開番号(公開出願番号):特開平6-194442
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 探知物標が小さい場合でも、海面などの本来不要なクラッタを除去して探知物標からの信号のみを有効に抽出できるようにする。【構成】 周波数スペクトル算出手段6によって、アンテナ回転ごとに特定方位および距離におけるレーダ反射信号を順次サンプリングして得られる時系列信号の周波数スペクトルを算出し、この算出された周波数スペクトルに基づいて、フィルタ手段101で時系列信号の内から直流成分と、この直流成分を除いた残りの周波数スペクトルの最大ピークを示すクラッタ周波数成分とをそれぞれ検出し、検出したこれらの直流成分とクラッタ周波数成分の各パワーに対してそれぞれ固有の重み付けをした値を加算して出力する。そして、レベル比較手段18で、このフィルタ手段101の出力信号を所定のしきい値レベルと比較して、その出力信号が所定のしきい値レベル以上の場合にのみこの出力信号を取り出すようにした。
請求項(抜粋):
アンテナ回転ごとに特定方位および距離におけるレーダ反射信号を順次サンプリングして得られる時系列信号を入力して、その周波数スペクトルを算出する周波数スペクトル算出手段と、この周波数スペクトル算出手段で算出された周波数スペクトルに基づいて、前記時系列信号の内から直流成分と、この直流成分を除いた残りの周波数スペクトルの最大ピークを示すクラッタ周波数成分とをそれぞれ検出し、検出したこれらの直流成分とクラッタ周波数成分の各パワーに対してそれぞれ固有の重み付けをした値を加算して出力するフィルタ手段と、このフィルタ手段の出力信号を所定のしきい値レベルと比較して、フィルタ手段の出力信号がしきい値レベル以上の場合にのみこの出力信号を取り出すレベル比較手段と、を備えることを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/53 ,  G01S 7/32

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