特許
J-GLOBAL ID:200903074684895108
車両用ブレーキ装置のための電気制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-256811
公開番号(公開出願番号):特開平5-092760
出願日: 1991年10月03日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 運転者が希望する制動力を車輪に正確に付与する。【構成】 踏力センサ41はブレーキペダル18に付与される踏力Pを検出する。温度センサ42a,42bはロータ22a,22bの温度Tを検出する。回転速度センサ43a,43bはロータ22a,22bの回転速度Vを検出する。電気制御回路45は温度T及び回転速度Vに基づいてパッド21a,21bとロータ22a,22bとの間の摩擦係数μを決定し、踏力Pに基づいて理想減速度Gを決定し、これらの摩擦係数μ及び踏力Pに基づいてブレーキ油圧の目標値F=μ・(K1・G+K2)を計算して、同目標値Fに対応した制御信号を圧力制御バルブ12に供給する。圧力制御バルブ12はチェンジバルブ13を介して前記目標値Fに等しいブレーキ油圧を前輪用ホイールシリンダ14a,14bに供給して、同シリンダ14a,14bが前記ブレーキ油圧に応じて前輪を制動する。
請求項(抜粋):
電気的に制御されてブレーキペダルの踏み込み操作に応答しかつ同ペダルに付与される踏力に対応したブレーキ油圧をホイールシリンダに供給するブレーキ油圧供給装置を有し、前記ブレーキ油圧供給装置からホイールシリンダへ供給されるブレーキ油圧に応答してパッドとロータとの摩擦係合により車輪を制動する車両用ブレーキ装置に適用され、前記ブレーキ油圧供給装置を電気的に制御する電気制御装置を、パッド及びロータからなる摩擦係合部の温度を検出する温度検出手段と、ブレーキペダルに付与される踏力を検出する踏力検出手段と、前記検出された温度の連続的な変化に追従してパッドとロータとの間の摩擦係数を決定する摩擦係数決定手段と、前記決定された摩擦係数と前記検出された踏力とに基づいてブレーキ油圧の目標値を決定する目標値決定手段と、前記決定された目標値を表す制御信号を前記ブレーキ油圧供給装置に出力して同ブレーキ油圧供給装置からホイールシリンダへ供給されるブレーキ油圧を制御する出力手段とで構成したことを特徴とする車両用ブレーキ装置のための電気的制御装置。
IPC (2件):
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