特許
J-GLOBAL ID:200903074706805213

金属の電着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236963
公開番号(公開出願番号):特開平6-088285
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 被電着物に金属を電着させる方法にあって、被電着物の表面のポーラス化用処理の有無にかかわらず、電着金属の多孔質化を図ると共に、形成される気孔の大きさの制御を可能とする。【構成】 電鋳槽5内に陽極7及び母型1を配置し、それらの間に電源装置8を接続する。電解液6にイオン移動度の高い陽イオンと陰イオンとを組合わせた電解質例えば臭化水素酸を添加する。通常時には両極7,1間に直流電流を流し、一時的に電流波形を交流に変化させることを間欠的に行なう。添加剤により、母型1の表面において多量の水素ガスの微細な気泡が発生するようになり、金属がその気泡を包み込むように延びながら析出し、もって十分に多孔状とされた多孔質成形型を得ることができる。また、電気的衝撃が与えられることにより、大きくなった気泡を取除くことができて、気孔の大きさが揃うようになる。
請求項(抜粋):
金属イオンを含む電解液中に、陽極及び被電着物を配置し、それら陽極と被電着物との間に電流を流すことにより、前記被電着物に金属を電着させる方法において、前記電解液にイオン移動度の高い陽イオンと陰イオンとを組合わせた電解質からなる添加剤を添加すると共に、通常時の電流波形に対して一時的に電流波形を変化させることを間欠的に行いながら電流を流すようにしたことを特徴とする金属の電着方法。
IPC (2件):
C25D 5/18 ,  C25D 1/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-022491
  • 特開昭62-127493
  • 特開昭58-113388
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