特許
J-GLOBAL ID:200903074712312261
負複屈折のポリイミド膜
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
ウオーレン・ジー・シミオール
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-520386
公開番号(公開出願番号):特表平8-511812
出願日: 1994年04月21日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】液晶デイスプレイに有用な負の複屈折膜、およびポリイミド膜の負の複屈折性を制御する方法が開示される、該方法はポリイミド主鎖の剛性、線状性および対称性に影響を与えるポリイミドのジアミンおよび二無水物セグメント内の官能基を選択することによってポリイミドの面内配向度を制御することにより目標の複屈折量に合わせることができる。ポリイミド主鎖の剛性、線状性および対称性が高い程、ポリイミド膜の負複屈折値は高くなる。
請求項(抜粋):
液晶デイスプレイの負複屈折層に使用され、0.001〜0.2の負複屈折値を有し、下記の一般式(II)の芳香族二無水物と、一般式(III)のポリ芳香族ジアミンを有するタイプの可溶性ポリイミドの溶液から調製されたホモポリマー・ポリイミド膜:〔式中のFおよびGは、共有結合、CH2基、C(CH3)2基、C(CX3)2基(Xはハロゲンである)。CO基、O原子、S原子、SO2基、Si(R)2基(RはH、炭素原子数1〜20を有するフエニル、置換フエニル、アルキルおよび置換アルキルから成る群から別々に選ぶ)、およびN(R)基(R基は前記定義のもの)から成る群から別々に選ぶ;Aは、水素、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、ニトロ、シアノ、チオアルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、脂肪族および芳香族エステルおよびそれらの混合物(炭素原子数1〜20を有するもの)から成る群から選ぶ;Bは、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3ハロゲン化アルキル、フエニル又は置換フエニル(フエニル環上の置換基はハロゲン、C1-3アルキル、C1-3ハロゲン化アルキルおよびそれらの混合物から成る群から選ぶ; zは、0〜3の整数である; nは、0〜4の整数である;および pおよびqは、それぞれ0〜3および1〜3の整数であり、pおよびqが1より大きいとき、ベンジル又は置換ベンジル基間の結合基はFである;そして膜の負複屈折値は、G、F、BおよびA、およびn、p、qおよびzの値の選択によりポリイミドの面内配向度を制御することによって決定される、該面内配向度はポリイミド主鎖の剛性および線状性に影響を与え、ポリイミド主鎖の剛性および線状性が高い程、ポリイミドの負複屈折値の値が高くなる〕。
IPC (3件):
C08G 73/10 NTF
, G02B 5/30
, G02F 1/1335 510
FI (3件):
C08G 73/10 NTF
, G02B 5/30
, G02F 1/1335 510
引用特許:
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