特許
J-GLOBAL ID:200903074718270773

溶接継手用部材及び溶接継手作成法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-233602
公開番号(公開出願番号):特開2000-052093
出願日: 1998年08月04日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 溶接作業を効率的に行ない得、母材の強度低下等の悪影響を生じる仮付溶接を行なう必要がなく、溶接精度の低下が避けられる。【解決手段】 溶接継手用部材10の全体を軸線方向に着磁し、約240°Cで実質上脱磁される永久磁石体とする。実質上磁界が存在しない通常の環境において、両鉄筋14の端部間に開先間隔18を設定し、両鉄筋14に溶接継手用部材10の円弧状断面部12を外嵌する。開先間隔18が周方向溝部16に位置するように溶接継手用部材10を両鉄筋14に磁気的に吸着させる。この状態で、両鉄筋14の端部間における軸線方向中央部において運棒を行うことにより、溶接ワイヤが両鉄筋14に触れないようにして溶接する。
請求項(抜粋):
溶接継手を形成するための2以上の被溶接部の1又は2以上が強磁性材料からなり、開先を介して相対する前記2以上の被溶接部にわたって当接した状態において被溶接部間で溶接時の溶融金属を受容し得、且つ前記2以上の被溶接部と共に溶接され得る溶接継手用部材であって、溶接継手用部材の少なくとも一部が、前記2以上の被溶接部に当接した状態で強磁性材料からなる被溶接部に磁気的に吸着して自重による脱離が生じ難い永久磁石体を構成し、溶接継手用部材の永久磁石体部分は、溶接による温度上昇により実質上脱磁されるものであることを特徴とする溶接継手用部材。
IPC (4件):
B23K 37/06 301 ,  B23K 37/06 ,  B23K 9/038 ,  B23K 37/053
FI (4件):
B23K 37/06 301 C ,  B23K 37/06 C ,  B23K 9/038 A ,  B23K 37/053 G
Fターム (10件):
4E081AA02 ,  4E081AA14 ,  4E081BA02 ,  4E081BB01 ,  4E081DA05 ,  4E081DA10 ,  4E081DA11 ,  4E081DA28 ,  4E081DA67 ,  4E081DA68
引用特許:
審査官引用 (2件)

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