特許
J-GLOBAL ID:200903074724390594
高密度の自己焼結炭化ケイ素/炭素-黒鉛複合体及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518238
公開番号(公開出願番号):特表平8-506563
出願日: 1994年02月04日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】高密度の自己焼結炭化ケイ素/炭素-黒鉛複合体物質及びその複合体物質の製造方法が開示されている。複合体物質は、炭化ケイ素マトリックス、炭素-黒鉛2〜30重量%、及び、ホウ素及び遊離炭素等の焼結助剤少量とからなる。炭化ケイ素の平均粒径は2〜15μmであり、炭素-黒鉛の平均粒径は10〜75μmであり、炭素-黒鉛の平均粒径が炭化ケイ素の平均粒径より大きい。複合体物質は、複合体物質の混合規則による決定により、少なくとも80%の理論密度を有する。この密度は、大きい黒鉛粒子を高い割合で黒鉛を装填すると、最小限の微細亀裂で達成される。複合体物質は優れた潤滑性及び摩耗特性を示し、改良された摩擦学的な挙動となる。この複合体物質の製造方法は、炭素-前駆体バインダー少なくとも5重量%からなる炭素が結合した黒鉛を使用する。
請求項(抜粋):
高密度の自己焼結炭化ケイ素/炭素-黒鉛複合体物質であって、 (a)炭化ケイ素、 (b)炭素-黒鉛を全物質の2〜30重量%、及び、 (c)焼結助剤を全物質の0.1〜15重量%からなり、 炭化ケイ素の平均粒径は2〜15μmであり、炭素-黒鉛の平均粒径は10〜75μmであり、炭素-黒鉛の平均粒径が炭化ケイ素の平均粒径より大きく、複合体物質は、複合体物質の混合規則による決定により、少なくとも80%の理論密度を有することを特徴とする前記複合体物質。
引用特許:
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