特許
J-GLOBAL ID:200903074724704025

ロータリ除雪車の対過負荷保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-276584
公開番号(公開出願番号):特開2000-087326
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 ロータリ除雪車の対過負荷保護装置において、対過負荷保護装置の形状寸法の増加や除雪能力の低下を伴うことなくトルクレリーサを採用することができるようにし、過負荷により除雪装置の駆動およびロータリ除雪車の走行を一旦停止した後の復帰作業を円滑に行なうことができるようにする。【解決手段】 ロータリ除雪車の対過負荷保護装置は、動力源側駆動軸31と、除雪装置側被動軸33と、除雪装置側被動軸33のフランジ部57に、回転軸線を中心とする円周に沿って配設され、動力源側駆動軸31及び除雪装置側被動軸33の回転軸線の周りに設定トルク以下の回転トルクが作用している間は、動力源側駆動軸のフランジ部60の係合部61に係合して動力源側駆動軸31から除雪装置側被動軸33へと回転動力を伝達するが、上記回転軸線の周りに設定トルクを超えた回転トルクが作用したときには、係合部61との係合が外れて、動力源側駆動軸31から除雪装置側被動軸33への回転動力の伝達を遮断する反復使用可能な複数個のトルクレリーサ58とを備えている。
請求項(抜粋):
動力源の動力の少なくとも一部を除雪装置の駆動部へと伝達する動力伝達系を有し、上記除雪装置に過負荷が作用した際には上記動力伝達系から上記除雪装置の駆動部への動力の伝達を遮断するように構成されたロータリ除雪車の対過負荷保護装置であって、上記動力源の動力を回転動力の形で伝える動力源側駆動軸と、同動力源側駆動軸から回転トルクを受けて上記除雪装置の上記駆動部側へ回転動力を伝える除雪装置側被動軸と、上記動力源側駆動軸及び上記除雪装置側被動軸のうちのいずれか一方の回転軸に同回転軸の回転軸線を中心とする円周に沿って配設され、上記回転軸線の周りに設定トルク以下の回転トルクが作用している間は上記動力源側駆動軸及び上記除雪装置側被動軸のうちの他方の回転軸の係合部にそれぞれ係合して上記動力源側駆動軸から上記除雪装置側被動軸へと回転動力を伝達するが、上記回転軸線の周りに設定トルクを超えた回転トルクが作用したときには上記動力源側駆動軸及び上記除雪装置側被動軸のうちの上記他方の回転軸の係合部との係合がそれぞれ外れて上記動力源側駆動軸から上記除雪装置側被動軸への回転動力の伝達を遮断するそれぞれ反復使用可能な複数個のトルクレリーサとを備えたことを特徴とする、ロータリ除雪車の対過負荷保護装置。
IPC (2件):
E01H 5/04 ,  E01H 5/09
FI (2件):
E01H 5/04 E ,  E01H 5/09 A

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