特許
J-GLOBAL ID:200903074726550602

DWTT特性の良好な厚手ホットコイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-079073
公開番号(公開出願番号):特開平7-286213
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 DWTT特性の優れた高強度厚手ホットコイルの製造方法を得る。【構成】 C,Si,Mn,P,S,Al,Nbを特定量とした溶鋼を鋳造後、その後特定の条件で圧延、冷却及び巻取りを行うことにより、DWTT特性を向上させる。【効果】 安全性の高いパイプラインの敷設に必要なラインパイプの素材となる、DWTT特性の優れた高強度厚手ホットコイルが得られる。
請求項(抜粋):
成分組成が重量%で、C :0.05〜0.20%、 Si:≦0.50%、Mn:0.5〜1.80%、 P :≦0.025%、S :≦0.010%、 Al:0.010〜0.050%、Nb:0.010〜0.100%を含有し、さらに、Cu:≦1.00%、 Ni:≦1.00%、Cr:≦1.00%、 Mo:≦0.50%、V :≦0.10%、 Ti:≦0.050%、Zr:≦0.050%のうち1種または2種以上を含有し、残部が不可避的不純物からなる溶鋼を鋳造したスラブを用い、1000°C以上1300°C未満の再加熱を行った後、スラブ表面温度が1000°C以下の温度領域で粗圧延機での圧延と仕上圧延機での圧延を組み合わせて圧下率80%以上の圧延を連続的に行うことにより希望の板厚に仕上げる圧延を行う際、該圧延の総圧延時間を480秒以内かつ粗圧延機での圧延終了から仕上圧延機での圧延開始までの時間を240秒以内に規制し、該圧延の終了後5°C/sec以上の冷却速度で冷延し、600°C以下かつ300°C以上の温度で巻取ることを特徴とするDWTT特性の良好な厚手ホットコイルの製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C21D 9/00 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12

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