特許
J-GLOBAL ID:200903074726608813

皮膚貼付薬シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-096566
公開番号(公開出願番号):特開平6-287134
出願日: 1992年04月16日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】薬剤の基材シートへの移行及び可塑剤の粘着剤層への移行が共にないのみならず、薬剤を含む粘着剤が基材シート上に強固に接着されており、更に、表面のべたつきがなく、風合、滑らかさ、皮膚の適合性等にすぐれるうえに、プライマー層に割れが発生し、成長するのを防止した粘着性皮膚貼付薬シートの製造方法を提供することにある。【構成】軟質塩化ビニル樹脂フイルムとポリエチレンテレフタレートフイルムとが接着されてなる基材シートのポリエチレンテレフタレートフイルムの表面に、第1のプライマー層を形成し、次いで、この第1のプライマー層の上に、第2のプライマー層をグラビアコーテイング法にて形成し、更に、この第2のプライマー層の上に薬剤を含有するスチレン-ジエン-スチレンブロツク共重合体からなる粘着剤層を積層接着する。
請求項(抜粋):
厚さ50〜150μmの軟質塩化ビニル樹脂フイルムと厚さ10μm以下のポリエチレンテレフタレートフイルムとが接着されてなる基材シートのポリエチレンテレフタレートフイルムの表面に、(a) 末端が水酸基であるポリウレタン100重量部に対して、飽和ポリエステル樹脂1〜50重量部、エチレン-酢酸ビニル共重合体50〜200重量部及び塩化ゴム50〜200重量部からなる樹脂混合物に無水シリカ微粉末20〜35重量%を配合してなる樹脂組成物からなる第1のプライマー層を形成し、次いで、この第1のプライマー層の上に、(b) 末端が水酸基であるポリウレタン100重量部に対して、エチレン-酢酸ビニル共重合体50〜200重量部及び塩化ゴム50〜200重量部からなる樹脂混合物に無水シリカ微粉末20〜35重量%を配合してなる第2のプライマー層をグラビアコーテイング法にて形成し、更に、(c) この第2のプライマー層の上に薬剤を含有するスチレン-ジエン-スチレンブロツク共重合体からなる粘着剤層を積層接着することを特徴とする皮膚貼付薬シートの製造方法。
IPC (3件):
A61K 9/70 304 ,  A61K 9/70 331 ,  B32B 27/08

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