特許
J-GLOBAL ID:200903074741185457

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295136
公開番号(公開出願番号):特開平8-150917
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】緩増圧後の最初の減圧時に減圧不足による車輪スリップ量の増大を防止して良好なアンチスキッド制御を行うことができるアンチスキッド制御装置を提供する。【構成】車輪速検出値Vw<SB>i </SB>と目標車輪速度Vw<SP>* </SP>との偏差及び車輪加減速度Vw<SB>i </SB>′と目標車輪加減速度Vw<SP>* </SP>′との偏差を加算して目標減圧量ΔP<SP>* </SP><SB>i </SB>を算出すると共に、緩増圧後の最初の減圧開始時に、その直前の推定ホイールシリンダ圧P<SB>i </SB>に基づいて許容最大減圧量ΔP′<SB>i1</SB>を算出し、ΔP<SP>* </SP><SB>i </SB><ΔP′<SB>i1</SB>であるときに、許容最大減圧量ΔP′<SB>i1</SB>を目標減圧量ΔP<SP>* </SP><SB>i </SB>として選択することにより、目標ホイールシリンダ圧P<SP>* </SP><SB>i </SB>を大きく減少させて、減圧不足の発生を確実に抑制すると共に、高摩擦係数路での低速走行時における制動時では、許容最大減圧量にオフセット量を加算することにより、より減圧量を大きくして車輪ロックを防止する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダからのマスタシリンダ圧をもとに制御対象車輪に配設された制動用シリンダの流体圧を制御するアクチュエータと、前記制御対象車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、少なくとも前記車輪速度検出手段の車輪速度検出値に基づいて車体速度を推定する車体速度推定手段と、前記制動用シリンダに対する制動用シリンダ圧を検出又は推定する制動用シリンダ圧検出又は推定手段と、前記制動用シリンダに対する目標シリンダ圧を演算する目標シリンダ圧演算手段と、前記制動用シリンダ圧検出又は推定手段の制動用シリンダ圧と前記目標シリンダ圧演算手段の目標シリンダ圧とが一致するように前記アクチュエータを制御するアクチュエータ制御手段とを備えたアンチスキッド制御装置において、前記目標シリンダ圧演算手段は、前記制動用シリンダの減圧制御開始時に、車輪のスリップ量に基づいて目標減圧量を算出する目標減圧量算出手段と、減圧直前の前記制動用シリンダ圧検出又は推定手段の制動用シリンダ圧に基づいて許容最大減圧量を設定する許容最大減圧量設定手段と、前記目標減圧量算出手段の目標減圧量と許容最大減圧量設定手段の許容最大減圧量とを比較し、目標減圧量が許容最大減圧量以下であるときに許容最大減圧量を目標減圧量として選択する目標減圧量選択手段とを備えたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-295761
  • 特開平3-128755
  • 特開昭62-134363
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