特許
J-GLOBAL ID:200903074742881392

ポリマーの残留揮発性物質の減少方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-184093
公開番号(公開出願番号):特開平6-157636
出願日: 1993年07月26日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 1種以上のポリマー、特にポリスチレンのようなビニル芳香族モノマーのポリマーまたはビニル芳香族モノマーのポリマーとポリフェニレンオキサイドとのブレンドからの残留モノマー、二量体、三量体および溶剤を除去する脱蔵方法を提供する。【構成】 ポリマー溶融物中に、残留揮発物質の量より多いが、典型的には約10重量%より多くない量の水を注入し、そして溶融物を8mmHgまたはそれ以下の圧力、200〜350°Cの温度でフラッシュ室脱蔵器へ通過させることによって、溶融物中における残留揮発物質の量を500未満、好ましくは150ppmに脱蔵することから成る。
請求項(抜粋):
残留モノマー、二量体、三量体および溶剤、2重量%未満を含有するポリマーまたはポリマーブレンド中における残留モノマーおよび溶剤の量を500ppm未満に減少させる方法であって:(i) 前記のポリマーまたはポリマーブレンドを200〜270°Cの温度に加熱し、かつ、同温度に維持し;(ii)該ポリマーまたはポリマーブレンド中に、200〜270°Cの温度および35.15〜105.46kg/cm2 (500〜1500psi)の圧力で、残留モノマー、二量体、三量体および溶剤の量より多いが10重量%より少い量の水を注入し;そして(iii)該ポリマーまたはポリマーブレンドを、200〜270°Cに維持されており、かつ、8mmHg(torr)未満に維持されている減圧帯域を有するフラッシュ室脱蔵器に通過させる諸工程から成ることを特徴とする前記の方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-018707
  • 特開昭59-018707

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