特許
J-GLOBAL ID:200903074745253619

メタクロレイン及びメタクリル酸合成用触媒の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉沢 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175586
公開番号(公開出願番号):特開平9-000932
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 イソブチレン又は三級ブタノールを気相酸化してメタクロレイン及びメタクリル酸を合成する際に用いる触媒の新規な製造法の提供。【構成】 式Moa Bib Fec Ad Xe Yf Zg Oh(式中、Mo,Bi,Fe及びOは夫々の元素を、AはNi及び/又はCo、XはMg,Zn,Mn,Sn及びPbから、YはP,B,S,Te,Si,Ge,Ce,Nb,Ti,Zr,W及びSbから、ZはK,Na,Rb,Cs及びTlから選ばれた元素を示す。但し、a,b,c,d,e,f,g及びhは特定された各元素の原子比を表す。)で表わされる複合酸化物を実質的な触媒成分として含有するメタクロレイン及びメタクリル酸合成用触媒の製造法において、触媒成分を含有する水性スラリーを調製し、これを30〜95°Cの雰囲気温度下で静置乾燥し、次いで焼成して複合酸化物とする。
請求項(抜粋):
下記一般式Moa Bib Fec Ad Xe Yf Zg Oh(式中、Mo,Bi,Fe及びOはそれぞれモリブデン、ビスマス、鉄及び酸素を表し、Aはニッケル及び/又はコバルト、Xはマグネシウム、亜鉛、マンガン、スズ及び鉛からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオウ、テルル、ケイ素、ゲルマニウム、セリウム、ニオブ、チタン、ジルコニウム、タングステン及びアンチモンからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカリウム、ナトリウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表す。ただし、a,b,c,d,e,f,g及びhは各元素の原子比を表し、a=12のとき、0.1≦b≦5、0.1≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦10、0≦f≦10、0.01≦g≦3であり、hは前記各成分の原子比を満足するのに必要な酸素原子数である。)で表される複合酸化物を実質的な触媒成分として含有するメタクロレイン及びメタクリル酸合成用触媒の製造法において、触媒成分を含有する水性スラリーを調製し、得られた水性スラリーを30〜95°Cの範囲の雰囲気温度下で静置乾燥し、次いで焼成することにより複合酸化物とすることを特徴とするメタクロレイン及びメタクリル酸合成用触媒の製造法。
IPC (8件):
B01J 27/051 ,  B01J 23/88 ,  C07C 27/00 330 ,  C07C 27/14 ,  C07C 45/35 ,  C07C 45/37 ,  C07C 47/22 ,  C07C 57/05
FI (8件):
B01J 27/051 Z ,  B01J 23/88 Z ,  C07C 27/00 330 ,  C07C 27/14 A ,  C07C 45/35 ,  C07C 45/37 ,  C07C 47/22 A ,  C07C 57/05
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る