特許
J-GLOBAL ID:200903074748718175
乗物用の液圧装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-331691
公開番号(公開出願番号):特開平5-254414
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 トラクション力の制御モード中に、流量制御弁が完全に閉じた位置、即ち、最小流量位置に掛止したならば、第2の電磁制御弁がバイパス回路を開放し、マスタシリンダ組立体から直接、ブレーキを作動させて、ブレーキ作用を果たすようにする。【構成】 通常用ブレーキの液圧マスタシリンダ組立体1を備える液圧装置において、アンチロックモードのとき、ポンプ12が電磁制御流量制御弁7により設定された量でブレーキを再度かけるためにブレーキ2に付与される流体容積を戻し得るようにすると共に、トラクション力の制御のため、スピンする車輪にブレーキをかけるのに必要な圧力を提供し得るようにしてある。又、マスタシリンダ組立体1は、流量制御弁7を分岐させるバイパス回路20を介してブレーキ2に接続され、又、該組立体は、流量制御弁7が掛止されたとき、電子式制御モジュール30からの信号に応答し、マスタシリンダ組立体1をブレーキ2に直接、連通させる第2の電磁制御弁40を備える。
請求項(抜粋):
一対の前輪(3)と、一対の後輪とを有し、少なくとも一対の第1及び第2の車輪が駆動され、各車輪(3)には、液圧作動ブレーキ(2)が設けられた型式の乗物用の液圧装置において、全てのブレーキを作動させる液圧マスタシリンダ組立体(1)と、各車輪の回転速度を感知する速度センサ(31)と、マスタシリンダ組立体(1)からブレーキへの流体の供給量を調節するモジュレータ手段(7)と、前記速度センサ(3)から信号を受け取り、前記信号の性質及び接続時間に依存して、前記モジュレータ手段を作動させ、それぞれの車輪の作動を制御する電子式制御モジュール(30)と、を備える液圧装置であって、アンチロックモードのとき、排出した量の流体を戻してブレーキを作動させて、再度、ブレーキをかけ得るようにし且つトラクション力の制御のため、スピンする車輪にブレーキをかけるのに必要な圧力を提供し得るようにしたポンプ(12)を備える液圧装置にして、前記液圧マスタシリンダ組立体(1)がモジュレータ手段(7)を通ずることにより、バイパス回路(20、60)を介してブレーキ(2)に接続されることを特徴とする液圧装置。
IPC (2件):
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