特許
J-GLOBAL ID:200903074755759537

シャフト炉方式の廃棄物の溶融炉における燃焼温度調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-112775
公開番号(公開出願番号):特開平8-152118
出願日: 1995年05月11日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 シャフト炉方式の廃棄物の溶融炉において、溶融炉内での廃棄物の熱エネルギの有効利用割合の低下や煙突排ガス量の増加を伴うことなく、半溶融物の炉内発生及び炉壁への付着成長を防止する。【構成】 廃棄物を溶融処理する溶融炉1の炉床部に少なくとも下段羽口1cとその上方に配置した上段羽口1d,1eとを備え、溶融炉の燃焼ガス排出側に少なくとも廃熱ボイラ等の熱回収装置3及び集塵機4をこの順に接続し、上段羽口1d,1eから吹き込む空気によって熱分解残渣及び可燃性ガスを燃焼させこの燃焼熱を下段羽口1cでの燃焼ガスと共に廃棄物の乾燥用熱源とするシャフト炉方式の溶融炉1において、空気よりも酸素濃度の低いガスと常温空気との混合気または水蒸気と空気との混合気のいずれかを上段羽口1d,1eから溶融炉1の内部に吹き込み、上段羽口1d,1e部分の燃焼温度を熱分解残渣等の灰分の溶融温度以下に保ち、熱分解残渣や可燃性発生ガスの燃焼による半溶融物の生成を抑制して、炉内壁への付着成長を防止する。
請求項(抜粋):
炉床部に下段羽口を備えると共にその上方の朝顔部に配置した上段羽口を備え、前記下段羽口からは酸素及び燃焼支持ガスを吹き込み、前記上段羽口からは常温空気を吹き込み、前記上段羽口から吹き込む空気によって熱分解残渣及び可燃性ガスを燃焼させ、この燃焼熱を前記下段羽口での燃焼ガスと共に廃棄物の乾燥用熱源として利用する複数段の羽口を備えたシャフト炉方式の廃棄物の溶融炉において、空気よりも低酸素濃度のガスを前記上段羽口から常温の空気と混合して前記溶融炉の内部に吹き込み、前記上段羽口部分の燃焼温度を灰分の溶融温度より低くするシャフト炉方式の廃棄物の溶融炉における燃焼温度調整方法。
IPC (4件):
F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/24 ZAB ,  F23G 5/44 ZAB
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭50-103180
  • 特開昭61-180824
  • 特公昭60-011766
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭50-103180
  • 特開昭50-103180
  • 特公昭60-011766
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