特許
J-GLOBAL ID:200903074756065334

自動デバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-293753
公開番号(公開出願番号):特開平10-143391
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 制御プログラムの実行を基に、仕様書通りの実行を行っているかを容易にチェックして不良箇所を改善する。【解決手段】 複数の信号を入力して制御信号を形成する制御装置1のプログラムをデバッグするデバック装置に、制御装置1のプログラムを規定する仕様書を基に制御の内容をAND論理及びOR論理で分岐し、AND論理又はOR論理の対象となるAND論理、OR論理及びイベントを1つのブロックとして、順次、上位から下位に展開する条件ツリー構造を入力し、この条件ツリー構造から一連のイベントの発生で形成される制御信号のチェックルートを抽出するチェックルート抽出部2と、制御部からの制御信号とチェックルート抽出部からの抽出可信号とが一定の時系列変化内にある場合に制御部のプログラムを正常と判断し、異常の場合には異常箇所を特定する時系列判断部3とを設ける。
請求項(抜粋):
複数の信号を入力して制御信号を形成する制御装置のプログラムをデバッグするデバック装置において、前記制御装置のプログラムを規定する仕様書を基に制御の内容をAND論理及びOR論理で分岐し、AND論理又はOR論理の対象となるAND論理、OR論理及びイベントを1つのブロックとして、順次、上位から下位に展開する条件ツリー構造を入力し、この条件ツリー構造から一連のイベントの発生で形成される前記制御信号のチェックルートを抽出するチェックルート抽出部と、前記制御部からの制御信号と前記チェックルート抽出部からの抽出可信号とが一定の時系列変化内にある場合に前記制御部のプログラムを正常と判断し、異常の場合には異常箇所を直すために特定する時系列判断部とを具備し、前記チェックルート抽出部は、前記仕様書を基に予めイベントを格納し、前記複数の信号を入力して、入力信号が一定の条件の場合にイベント発生して出力するイベント発生部と、前記条件ツリー構造を入力し、前記AND論理、前記OR論理のいずれかを単位にブロックとして展開してAND論理又はOR論理を識別し前記ブロックにはイベント、AND論理及びOR論理が含められるブロック展開部と、前記展開されたブロックを構成するイベントを番号で表し、下位のブロックがAND論理の場合には各イベントの番号をx方向に並らべてブロックをマップにし、ブロックがOR論理の場合には各イベントの番号をy方向に並べてブロックをマップにし、且つ上位のブロックがOR論理の場合には下位で形成された2次元マップのx方向にイベントの番号0を並べて、各2次元マップのx方向の桁数を合わせ、桁数を合わされた各2次元マップをy方向に重ね並べてマップにし、且つ上位のブロックがAND論理の場合には、下位で形成された各2次元のマップをy方向に繰り返し形成し繰り返された各2次元マップのy方向の桁数を合わせ、桁数を合わされた各2次元マップをx方向に並べてマップにすることにより、最上位のブロックの2次元マップを形成して、このマップの各行がチェックルートを表すチェックルート展開部と、前記チェックルート展開部により得られたチェックルートを形成するイベントの番号と前記イベント発生部からの発生イベントの番号とを比較して、前記チェックルートを形成するイベントの番号が前記発生イベントの番号に含まれるときチェックルートの抽出可信号を出力する比較部とを具備することを特徴とする自動デバッグ装置。
IPC (2件):
G06F 11/28 340 ,  B60T 8/88
FI (2件):
G06F 11/28 340 A ,  B60T 8/88
引用特許:
出願人引用 (3件)

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