特許
J-GLOBAL ID:200903074761224912

音響再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-149627
公開番号(公開出願番号):特開平10-341123
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 音響信号の再生時において周囲騒音のマスキングによって生じる聴取障害を補償し、周囲騒音が変化しても聴取者の好みの音を再生すること。【解決手段】 音声信号を音響処理手段18と入出力特性計算手段13に入力する。マイクロホン11で収音した環境音を環境音測定手段11に与え、帯域分割フィルタを用いてマスキング帯域を分析する。聴取者が音声信号を再生するとき、聴覚データベース14から特定のラウドネス特性を抽出し、嗜好音調整手段15によりラウドネス特性を調節する。入出力特性計算手段13は入力音声信号に対して、処理すべき各周波数帯域の入出力特性を計算し、再生音の出力特性を制御する。
請求項(抜粋):
聴取者の受聴する音声と環境音とを収音するマイクロフォンと、前記マイクロフォンから出力された音声信号と環境音信号を複数の周波数帯域に分け、各帯域信号を平滑化して各帯域信号のレベルを検出する環境音信号測定手段と、聴取者のラウドネス特性を複数組保持する聴覚データベースと、聴取者の好みの音響特性を調整する嗜好音調整手段と、前記環境音測定手段から出力された各帯域信号のレベル、及び前記嗜好音調整手段からの出力された音響特性に基づき、入力音声信号を前記聴覚データベースのラウドネス特性に合致するような入出力特性を求める入出力特性計算手段と、前記入出力特性計算手段で求められた入出力特性に基づき、入力音声信号の各帯域別の利得を制御する音響信号処理手段と、を具備することを特徴とする音響再生装置。
IPC (2件):
H03G 5/16 ,  G10K 15/00
FI (3件):
H03G 5/16 B ,  H03G 5/16 E ,  G10K 15/00 L

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