特許
J-GLOBAL ID:200903074762108738

エンジンの圧送油路のリリーフ弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285452
公開番号(公開出願番号):特開平7-139323
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 調圧作動時にボール弁体4のチャタリング音を解消し、ボール弁体4の閉弁着座時の衝突による弁座面やボール弁体4の異常摩耗を解消する。【構成】 リリーフ弁室6の出口連通室部6bに、ボール弁体4を進退案内する円弧状のガイド壁7とオイル出口10とを、当該ボール弁体4の進退移動範囲に亙り形成し、このガイド壁7はリリーフ弁室6の弁室部6aの内径と同一半径の円弧状で、ボール弁体4を弁室部6aから出口連通室部6bへ進退自在に密嵌案内するように構成する。リリーフバネ5は、弁体側部分5aと基端側部分5bとから構成する。開弁始動圧P1 に達するまでは弁体側部分5aと基端側部分5bとを連接させてバネ定数の小さな圧縮バネを構成し、上記開弁始動圧P1 を超えるときは弁体側部分5a又は基端側部分5bのいずれか一方の収縮を規制してバネ定数の大きな圧縮バネを構成する。
請求項(抜粋):
エンジンの圧送油路(2)に臨ませて開口したリリーフオイル(Oi)のオイル入口(3)と、このオイル入口(3)を開閉自在に閉止するボール弁体(4)とこのボール弁体(4)を閉弁側へ弾圧するリリーフバネ(5)と当該ボール弁体(4)とリリーフバネ(5)とを収容するリリーフ弁室(6)とを具備して成り、上記リリーフ弁室(6)は、上記オイル入口(3)に臨ませて形成され、上記ボール弁体(4)を進退自在に密嵌案内する弁室部(6a)と、この弁室部(6a)と直列状に形成され、上記リリーフバネ(5)を収容するとともに、上記リリーフオイル(Oi)のオイル出口(10)を開口した出口連通室部(6b)とから成り、上記圧送油路(2)の油圧が開弁始動圧(P1)以上では、上記ボール弁体(4)が弁室部(6a)から出口連通室部(6b)へ後退して上記オイル入口(3)とオイル出口(10)とを連通するように構成したエンジンの圧送油路のリリーフ弁装置において、上記リリーフ弁室(6)の出口連通室部(6b)に、上記ボール弁体(4)を進退案内する円弧状のガイド壁(7)と上記オイル出口(10)とを、当該ボール弁体(4)の進退移動範囲に亙り形成し、このガイド壁(7)は上記弁室部(6a)の内径と同一半径の円弧で、ボール弁体(4)を上記弁室部(6a)から出口連通室部(6b)へ進退自在に密嵌案内するように構成し、上記リリーフバネ(5)は、弁体側部分(5a)と基端側部分(5b)とから成り、上記開弁始動圧(P1)に達するまでは、弁体側部分(5a)と基端側部分(5b)とを連接させてバネ定数の小さな圧縮バネを構成し、上記開弁始動圧(P1)を超えるときは弁体側部分(5a)又は基端側部分(5b)のいずれか一方の収縮を規制してバネ定数の大きな圧縮バネを構成することを特徴とするエンジンの圧送油路のリリーフ弁装置。
IPC (2件):
F01M 1/16 ,  F16K 17/04

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