特許
J-GLOBAL ID:200903074766100618

燃料電池用改質ガスの冷却・気水分離器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000952
公開番号(公開出願番号):特開平8-190926
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】燃料改質装置からの高温,多湿の改質ガスを伝熱管を通流する冷却水により冷却する熱交換器と、この熱交換器からの冷却により凝縮した水を含む改質ガスを気水分離する気水分離器とを一体化して小型化、コストの低減をはかる。【構成】容器30をこの底板31から隙間32を持たせて離した仕切板33で2分し、仕切板33の一方の側を冷却水が通流する伝熱管6を備える熱交換室35とし、一方熱交換室35の下方の空間37とこの空間37に隙間32により連通し、仕切板33の他方の側でデミスタ14を備える空間38とを気水分離室40とする。なお、容器30には水位検出器20を備える水位検出室16を設け、また、容器30の底部に、水位検出器20によりオン・オフ制御される制御弁25を備える凝縮水供給系24を接続する。
請求項(抜粋):
容器と、この容器内を2分する底板から離して設けた仕切板と、この仕切板の一方の側の容器の上板に設けられ、燃料改質装置から送出される高温,多湿の改質ガスが流入する改質ガス入口と、この改質ガス入口の下方の仕切板と容器の側壁との間の空間に前記改質ガスを熱交換により冷却する冷却水が通流する伝熱管が設置される熱交換室と、この熱交換室の熱交換した改質ガスの出口から容器の底板に至る空間及びこの空間に仕切板の下端と底板との間の隙間を介して連通し、仕切板の伝熱管と反対側の側面と容器の側壁とで囲まれ、上部にデミスタを備える空間からなり、熱交換室から排出され、冷却により凝縮した水を含む改質ガスを気水分離する気水分離室と、この気水分離室の上部の容器の上板に設けられ、分離した改質ガスを排出して燃料電池に供給する改質ガス出口と、気水分離室を形成する容器の底板に設けられ、気水分離室の底部に貯留する凝縮水を排出する凝縮水出口と、気水分離室の底部に分離して貯留された凝縮水の水位を検出し、水位制御するための信号を出力する水位検出器とを備えたことを特徴とする燃料電池用改質ガスの冷却・気水分離器。

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