特許
J-GLOBAL ID:200903074768113954

変換線路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138928
公開番号(公開出願番号):特開平10-335910
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】ミリ波信号を小さい損失でグランド付コプレーナ線路からマイクロストリップ線路に伝送することが可能な高周波用の変換線路を提供する。【解決手段】中心導体1と、その両側に間隔Gcをもって形成された第1グランド層2と、中心導体1形成面と異なる平行面に設けられた第2グランド層3とからなるグランド付コプレーナ線路Aを、ストリップ導体4と、第2のグランド層3とからなるマイクロストリップ線路Bに変換するための線路であって、ストリップ導体4の線幅が中心導体1の線幅よりも大きくし、ストリップ導体4と中心導体1とが、ストリップ導体1に向かって徐々に線幅が拡がるテーパ導体部5を介して接続し、テーパ導体部5の両側にはその縁からの間隔が線路Aに向けて徐々に拡がるように形成されたテーパグランド層2’を形成し、テーパグランド層2’の拡がり起点7を、テーパ導体部5の拡がり起点6よりも線路A側にずらすことにより、ミリ波信号の損失が小さい変換線路を実現できる
請求項(抜粋):
中心導体と、該中心導体形成面にて該中心導体の両側に所定の間隔をもって形成された第1のグランド層と、前記中心導体形成面と異なる平行面に誘電体を介して設けられた前記第1のグランド層と電気的に接続されてなる第2のグランド層とからなるグランド付コプレーナ線路と、前記中心導体形成面と同一平面に形成されたストリップ導体と、前記第2のグランド層とからなるマイクロストリップ線路との変換線路であって、前記ストリップ導体の線幅が前記中心導体の線幅よりも大きく、前記ストリップ導体と前記中心導体とが、前記ストリップ導体に向かって徐々に線幅が拡がるように形成されたテーパ導体部を介して接続され、前記テーパ導体部の両側に、前記テーパ導体部の縁からの間隔が前記マイクロストリップ線路に向けて徐々に拡がるように形成されたテーパグランド層が形成されるとともに、前記テーパグランド層の拡がり起点が、前記テーパ導体部の拡がり起点よりも前記グランド付コプレーナ線路側にずれていることを特徴とする変換線路。

前のページに戻る