特許
J-GLOBAL ID:200903074772414616
回転式圧縮機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-245864
公開番号(公開出願番号):特開平10-089252
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 モータの特性に影響を及ぼすことなく、クランク軸の上下振動に伴う異常音の発生を防止できる回転式圧縮機を提供する。【解決手段】 密閉容器1内の上部に配置されたモータ4と、密閉容器1内の下部に配置されクランク軸5によって電動要素4に連結された圧縮要素13とを有し、圧縮要素13は円筒状のシリンダ9a、9bと、シリンダ9a、9b内の各々に配置されかつモータ4からクランク軸5を通じて回転力を与えられることで各シリンダ9a、9bの内周面に沿って回転して冷媒ガスを圧縮するローリングピストン12a、12bとを有する回転式圧縮機であって、運転周波数が、(共鳴周波数/1.2)以下となるように各部の構成が設定されている。
請求項(抜粋):
密閉容器(1)内の上部に配置された電動要素(4)と、前記密閉容器(1)内の下部に配置されかつ回転軸(5)によって前記電動要素(4)に連結された圧縮要素(13)とを有し、前記圧縮要素(13)は円筒状のシリンダ(9a,9b)と、前記シリンダ(9a,9b)内に配置されかつ前記電動要素(4)から前記回転軸(5)を通じて回転力を与えられることで前記シリンダ(9a,9b)の内周面に沿って回転して冷媒ガスを圧縮する回転ピストン(12a,12b)とを有する回転式圧縮機であって、前記電動要素(4)と前記密閉容器(1)と前記シリンダ(9a)の前記電動要素(4)側表面レベルとで囲まれた前記電動要素(4)下の第1の空間(S1)の容積をV1とし、前記電動要素(4)と前記密閉容器(1)とに囲まれた前記電動要素(4)上の第2の空間(S2)の容積をV2とし、前記第1および第2の空間(S1、S2)を結ぶ通路空間(16,17,18a,18b)の長さをLとし、前記通路空間(16,17,18a,18b)の断面積をSとし、前記第1および第2の空間(S1、S2)の間に発生する共鳴周波数をFとし、前記冷媒ガス中での音速をCとし、前記シリンダ(9a,9b)の個数をNとし、単位時間当りの前記回転ピストン(12a,12b)の回転数を運転周波数としたとき、【数1】の関係を満たすことを特徴とする、回転式圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/00 101
, F04C 29/06
FI (2件):
F04B 39/00 101 X
, F04C 29/06 Z
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