特許
J-GLOBAL ID:200903074782115595
可撓性光学繊維束の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-240707
公開番号(公開出願番号):特開平9-067137
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 光学単繊維に潤滑剤を付着させた後でも、汚れた該単繊維の選別・除去作業が容易で、配列作業がやり易く、ぬけや乱れ等が生じにくい可撓性光学繊維束の製造方法の提供。【解決手段】 コアガラス1と、クラッドガラス2と、酸可溶性ガラス3からなる光学単繊維4を、適当な長さに切断し洗浄する。次に、光学単繊維4を多数本重ならないようにラック5の上に並べて、微粉末ガラスを主要成分とする潤滑剤を光学単繊維4に付着させる。次に、ガラス外套管7の中に光学単繊維4の多数本を規則正しい六方最密充填を満足するように配列させてマルチプリフォームを作製する。続いて、電気炉10の中に送り込み、連続的に延伸作業を行い、融着光学繊維束12を得、次に、その両端部を研磨した後、酸可溶性ガラスの最外周コーティング層を溶かし出し、可撓性を有する光学繊維束を得る。
請求項(抜粋):
比較的高い屈折率を有するコアガラスの外周に、比較的低い屈折率を有するクラッドガラスを被覆し、さらにその外周に、酸可溶性ガラスを被覆して三重層の光学単繊維を作る第1の工程と、該光学単繊維を酸に可溶なガラス外套管内に多数本規則正しく配列し、マルチプリフォームを作る第2の工程と、該マルチプリフォームを加熱延伸して融着光学繊維束を作る第3の工程と、該融着光学繊維束の両端部を残して酸処理し、該融着光学繊維束の中間部分の酸可溶性ガラスを溶出させる第4の工程と、を含んでなる可撓性光学繊維束の製造方法において、前記第2の工程の光学単繊維をガラス外套管内に配列する作業の前に、微粉末ガラスを該光学単繊維に付着させる、ことを特徴とする可撓性光学繊維束の製造方法。
IPC (2件):
C03B 37/012
, G02B 6/00 356
FI (2件):
C03B 37/012 B
, G02B 6/00 356 A
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