特許
J-GLOBAL ID:200903074786905019

レーダ信号処理装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-181335
公開番号(公開出願番号):特開2005-017082
出願日: 2003年06月25日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】位相誤差の影響の小さい強雨領域での距離分解能の劣化を防止したレーダ信号処理装置および方法を得る。【解決手段】水平偏波受信信号Hと垂直偏波受信信号Vとの偏波間の位相差φdpを算出する位相差算出部4と、水平偏波受信信号Hまたは垂直偏波受信信号Vからエコー強度Aを算出するエコー強度算出部1と、エコー強度Aから降雨強度の暫定推定値Raを算出する暫定推定値算出部2と、暫定推定値Raを用いて、位相差φdpの距離微分を計算する際の距離微分区間Dを設定する距離微分区間設定部3と、距離微分区間Dを用いて位相差φdpを距離で微分し、位相差距離微分値Kdpを算出する距離微分算出部5と、位相差距離微分値Kdpから降雨強度推定値Rを算出する降雨強度推定部6とを備えた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水平偏波および垂直偏波の2つの電波を空間に放射し、ターゲットで反射された電波を、2つの偏波で水平偏波受信信号および垂直偏波受信信号として受信し、前記水平偏波受信信号および前記垂直偏波受信信号に対して処理を施すことにより二重偏波計測値を取得するレーダ信号処理装置であって、前記水平偏波受信信号と前記垂直偏波受信信号との偏波間の位相差を算出する位相差算出部と、 前記水平偏波受信信号および前記垂直偏波受信信号の少なくとも一方からエコー強度を算出するエコー強度算出部と、 前記エコー強度から降雨強度の暫定推定値を算出する暫定推定値算出部と、 前記暫定推定値を用いて、前記位相差の距離微分を計算する際の第1の距離微分区間を設定する距離微分区間設定部と、 前記第1の距離微分区間を用いて前記位相差を距離で微分し、第1の位相差距離微分値を算出する距離微分算出部と、 前記第1の位相差距離微分値から降雨強度推定値を算出する降雨強度推定部とを備えたことを特徴とするレーダ信号処理装置。
IPC (1件):
G01S13/95
FI (1件):
G01S13/95
Fターム (10件):
5J070AB01 ,  5J070AC03 ,  5J070AC12 ,  5J070AC13 ,  5J070AD15 ,  5J070AD17 ,  5J070AE13 ,  5J070AH14 ,  5J070AH33 ,  5J070AK22
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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