特許
J-GLOBAL ID:200903074793186559

鋳鉄管の分岐用穿孔部の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-023267
公開番号(公開出願番号):特開平7-208675
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 鋳鉄管に穿孔した分岐部に起因する赤水の発生を防止する。【構成】 鋳鉄管1に穿孔した円孔13に防食スリーブ2の上フランジ21が係止し、下フランジ23は鋳鉄管内面のセメントライニングあるいはエポキシ樹脂粉体塗装などの防食層14に密着している。分水栓3の軸孔32の下端内周面33へ、内周面が上フランジの外周面と接触するスペーサ31を嵌合させた構成である。【効果】 分水栓の軸孔付近の底面35と鋳鉄管外周面との間の隙間Cが流路から閉塞されて、この部分へ浸水する懸念がなくなり、穿孔時のドリルによる切り屑などが残っていても水との接触がなく、酸化、赤錆発生の恐れがなくなった。
請求項(抜粋):
鋳鉄管に穿孔した分岐用の円孔へ両フランジ付き防食スリーブを内嵌し、防食スリーブの上フランジは鋳鉄管外面の円孔縁に係合し、下フランジは鋳鉄管内面に圧着する鋳鉄管の分岐用穿孔部において、防食スリーブ2の上フランジ21の外周面に接触するスペーサ31を分水栓3の軸孔32の下端内周面33へ嵌合したことを特徴とする鋳鉄管の分岐用穿孔部の構造。

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