特許
J-GLOBAL ID:200903074793845978

二乗回路および二乗回路を利用した信号処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾関 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-360610
公開番号(公開出願番号):特開2002-163599
出願日: 2000年11月28日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】0度から360度の範囲に対して感度を有する物理量センサに適用して、高精度で、しかも安価かつ簡素な構成の信号処理回路の提供。【解決手段】物理量センサ10の検出値である容量変化に相当するパルス幅変調された矩形波について、更に矩形波の振幅についても容量変化に相当する量を調整増幅し、その後切替器23でパルス幅の変化分と振幅の変化分の積に変換して出力する構成を採っている。この積はパルス幅変調された矩形波が有する容量変化に相当する変化量の二乗に相当する。更に物理量センサ10のX、Y軸に沿う検出値のそれぞれについて上述の積に変換する処理を行い、最終的に全ての積を加算器12で加算して二乗和を演算する構成を採っている。この構成により、物理量の方向に依らない絶対量の二乗値を出力することができ、0度から360度の範囲に対して感度を有する物理量センサに適用する信号処理回路において、構成の演算ができ、しかも安価かつ簡素な構成の信号処理回路を提供できる。
請求項(抜粋):
繰り返し周波数fの第一の矩形波信号における矩形波のパルス幅の変化量で或る量Aを表し、該第一の矩形波信号を処理し、量Aの二乗値A2を表す二乗値信号を生成する二乗回路であり、前記第一の矩形波信号の振幅の平均を表す第一の平均信号を生成する第一の平均手段と、前記第一の平均信号と接地電圧などの一定値とを前記第一の矩形波信号に同期して交互に選択し、振幅が該第一の平均値と該一定値との差の値であり、パルス幅が該第一の矩形波信号のパルス幅である第二の矩形波信号を生成する選択手段と、前記第二の矩形波信号の振幅の平均を表す第二の平均信号を生成し、該第二の平均信号の変化量を前記二乗値信号として出力する第二の平均手段とを備えることを特徴とする二乗回路。
IPC (2件):
G06G 7/20 ,  G01D 1/02
FI (2件):
G06G 7/20 P ,  G01D 1/02 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-095151
  • 特公昭58-034865

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