特許
J-GLOBAL ID:200903074794374170

燃料電池発電装置の保護停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-025865
公開番号(公開出願番号):特開平6-243882
出願日: 1993年02月16日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】燃料電池の負荷上昇指令時に燃料電池に局部的に発生するガス不足状態を早期に検知して保護停止することにより、燃料電池の損傷を回避する。【構成】燃料電池スタックの出力電圧を複数単位セルをセル区間として複数のセル区間について検出し、検出電圧の最低値が負荷電力の大きさに係わりなく一定電圧低下したとき保護停止する。例えば、セル区間の計画I-V曲線20を一定電圧ΔV低い側に平行移動した曲線を電圧低下の判定曲線21とし、所定の指令電力値Is ×Vs に対する検出電圧の最低値が、判定曲線21上の指令電力値に対応する電圧値Vp まで低下したとき、そのセル区間でガス不足状態が発生したものと判定して保護停止する。
請求項(抜粋):
単位セルの積層体からなる燃料電池スタックと、この燃料電池スタックに燃料ガスを供給する燃料処理装置、および空気供給装置と、前記燃料電池スタックの出力直流電力を負荷電力に変換して出力する電力変換装置と、前記各部を連系制御する制御装置とを含む燃料電池発電装置において、負荷上昇指令時に生ずるガス不足状態を前記燃料電池スタックの出力電圧の低下により検出して保護停止する方法であって、前記燃料電池スタックの出力電圧を複数単位セルをセル区間として複数のセル区間について検出し、検出電圧の最低値が負荷電力の大きさに係わりなく一定電圧低下したとき保護停止することを特徴とする燃料電池発電装置の保護停止方法。

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