特許
J-GLOBAL ID:200903074813383119

メモリデータ転送方法ならびに装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351001
公開番号(公開出願番号):特開平11-184799
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、プロセッサがDMA転送の終了を待つことなく高速メモリにDMA転送されたデータを用いてデータ処理を行なうことを課題とする。【解決手段】 本発明は、DMA制御回路3が未だDMA転送が終了していない時点で高速記憶へのプロセッサ1によるアクセス要求を検出したときに、その旨プロセッサへ通知することにより、高速記憶へのアクセスを一旦中断し、再度アクセスを試みることを指示する。この間DMA転送は継続され、対象となるデータのDMA転送が終了した後にプロセッサによるアクセスも行なわれ、プロセッサは処理を継続できる。まだ、DMA転送が主記憶装置からの読み出しの場合は、DMA転送によって高速記憶の内容は変更されないため、プロセッサの読み出しアクセスは中断する必要はない。
請求項(抜粋):
処理装置と、記憶装置と、ダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)装置がバスを介して接続されて成る計算機システムにおいて、上記処理装置が記憶装置をアクセスしたときに、そのアドレスがDMA転送の対象範囲内にあって、かつ、未だそのアドレスに対するDMA転送が終了していないときに、処理装置による記憶装置のアクセスを中断することを特徴とするデータ転送方法。

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