特許
J-GLOBAL ID:200903074814917613
燃料電池用水素含有ガスの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-132803
公開番号(公開出願番号):特開平8-002902
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 水素を主成分としCO2含有量の多い改質ガス中のCOを、触媒を用いて広い温度範囲にわたって効率よく選択的に酸化してCO2に転化してCO濃度の十分に低減した燃料電池用水素含有ガスを製造する技術を開発し、燃料電池の燃料として用いたとき白金電極触媒の被毒及び劣化を抑制して燃料電池の発電性能を著しく向上することができる水素含有量が高くCO濃度が十分に低減されている水素含有ガスを効率よく製造する方法を提供する。【構成】 水素を主成分としかつCO及び17〜40体積%のCO2を含有する改質ガスを酸素含有ガスと混合して触媒と接触させてCOを選択的に酸化除去し、燃料電池用の水素含有ガスを製造する方法において、前記COの選択酸化触媒として、白金含有化合物、又は白金含有化合物及びハロゲン含有化合物を担持してなるL型ゼオライトを用いる。
請求項(抜粋):
改質反応によって少なくとも水素を含有する燃料ガスに転化可能な水素製造用燃料を改質することによって得られた改質ガスであって、水素を主成分としかつCO2を乾燥基準で17〜40体積%の濃度で含有し、かつCOを含有する該改質ガスに酸素含有ガスを混合してなる混合ガスを、触媒と接触させてCOを選択的に酸化してCO2に転化して燃料電池用の水素含有ガスを製造する方法において、前記COの選択酸化触媒として、白金含有化合物を担持してなるL型ゼオライトを用いることを特徴とする燃料電池用水素含有ガスの製造方法。
IPC (3件):
C01B 3/58
, B01J 29/62
, C01B 3/38
前のページに戻る